Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

不安はお友だち

いきなりですが、今、世の中は不安感がいっぱいです。マスメディアが煽っているということもりますが、とにかく不安材料にはことかきません。しかし、では「昔は不安が少なかったのか?」と聞かれれば、昔だって不安はあったと答えるしかありません。ただ、…

自分の弱さと向き合う

自分の中に在る「弱さ」とどう向き合えば元気になれるのかということを書きます。 人は皆、どんな人でも、どんなに強そうに見えたとしても、己の中に「弱い自分」というものを持っています。子どもでも大人でも同じです。そして、弱い自分を隠し、自分は弱く…

燃え尽き症候群になる人とならない人

私は長らく部活動をしてきました。また、少年団活動の指導者としても携わってきました。その中で、「燃え尽き症候群」という現象を見てきましたし、自らも経験しました。今回の記事は、その原理を説明し、その状態を位置づけ、どうすれば良いのかという対処…

真面目についてマジメに考える

「真面目な人」と「不真面目な人」がいると、多くの人は言うけれども、本当でしょうか? その2者はくっきりと分かれれているのでしょうか。 少し考えてみればすぐに分かりますが、くっきりとは分かれてなどいません。真面目な面もあるが不真面目な面もある、…

心配しないのが愛 第3回「本当の心配と偽りの心配」

親が子どもの心配をするのは当然のことで、子どもが何歳になっても親は心配するものです。これを否定するつもりは毛頭ありません。随分前に「心配」についての記事を書きましたが、心配は動機によって変わるのです。 その動機とは「愛」から生まれし心配なの…

解釈によって全て変わる

ある日、大粒のヒョウがが降ってきました。 子ども達は大騒ぎで、あまりの凄まじさによって泣く子もいました。 私は泣いている子に学校は安全である場所であることを伝え、泣いている子にはその理由を聞いて、大丈夫だと励ました。 後日、ある男の子の保護者…

その状態になったら分からなくなる問題

感謝のお話をします。 通常、感謝はとてもとても有り難いことが起きた時にします。 「ありがとう!」と心から言いたくなった時とは、つまりは「有り難い」ということを心から感じたときです。ですから、プレゼントをもらったり、親切にしてもらったり、助け…

何度でも挑戦できる

下の娘(4歳)とおやつを買いにローソンに行きました。 「お姉ちゃんの分も選んでね。」 と伝えると、張り切って選びました。自分はアンパンマンのグミ、お姉ちゃんにはチョコのつぶつぶがいっぱい入ったおやつです。 【不二家】70円 アンパンマングミ〈ぶど…

「教え上手」よりも「励まし上手」に

私の妹の娘(小2)に、私の上の娘(小5)が縄跳びを教えていました。 縄跳びカードというのを作って、その跳び方ができると「合格」の印をつけてまいた。姪っ子が挑戦する度に 「おおーー! すごい!」とか 「あー、おしい!」とか 「上手になってきたよ!…

少年に還る

私はバイクに乗ります。だから、バイク乗りたちがコンビニや道の駅に集団で居るところを見かけると、ついつい見てしまいます。そのバイク集団は、大抵、おじさんです。見た感じでは50代~60代のおじさまたちです。そのおじさまたちは、ハードな若々しい服装…

八方美人という生き方

八方美人は、だれでも良い顔をする人のことで、大抵は批判的な言葉として浸透しています。四方美人なら抜け道がありますから、まだ良さそうですけどね。十六方美人ならさらに大変そう・・・。 最近の子ども達や、若い人との面談で感じるのは、この八方美人とい…

心を整理する

物を整理するのは見えるので分かりやすいのですが、心を整理するのは見えないので、なかなかその必要性すら感じないのが一般的です。しかし、物を整理しないとぐちゃぐちゃして落ち着かないのと同様に、心も整理しないと、ぐちゃぐちゃしてしまって、様々な…

新型コロナで夏休み短縮について考える

8月6日(木)が終わろうとしています。 北海道の多くの地域では、夏休みが短縮され、今週いっぱいまで通常授業が行われているところが多いようです(私の勤務する地域は、8月1日から夏休みで、冬休みも削るようです)。 新型コロナ対策によって、学校閉鎖に…

避けることができない3つの影響力

よく「運命」とか「宿命」とかいう言葉を耳にします。この2つはよく混同し、良くも悪くも、自分の力ではどうすることも出来ないものとして扱われ気味です。「こうなる運命だった」と言えば、それは否定的に扱われ、「運命の人との出会い」と言えば肯定的に扱…

分かりやすく教えても子ども達ができるようにならない理由

教師は授業が生命線です。分かりやすい授業-子ども達が理解し「できるようになること」-を目指し、学力をつけていくのが使命といっても過言ではありません。もちろん、教師の使命はそれだけではなく、本質的にはもっともっと奥が深いのですが、一日のほと…

3つの道

スポーツでも勉強でも仕事でもなんだっていいのですが、挑戦することのできるあらゆる事に対して、3つの道が用意されているように思います。道を進まないという選択もありますが、進むならという前提で記事を書きます。そして、どの道を選ぶのかも自分で決…

がんばれる理由

先日、ニュースを見てましたら、大阪府の新型コロナウイルスに関する施策について報道されていました。私は知事の言葉と表情と目を見ていたのですが、エネルギーが溢れ、人を惹きつける魅力を感じました。これほど大変なのに、どうしてがんばれるのか? そん…

普通という言葉に潜む罠

普通はこうだとか、一般的にはこうだと言って、安心したり心配したり批判したりするのが普通でしょう。しかし「普通」って具体的には何かについて、少し深く考えてみると、大変ややこしいと理解できます。その人が言っている「普通」は、あくまでその人が見…

過去の思い出の存在意義

なぜ、人は思い出を欲しがるのでしょうか。なぜ、素敵だった記憶を思い出したくなるのでしょうか。その理由が分かったので記事にします。 過去とは何か 時間は、過去、現在、未来の三位一体の関係です。三位一体とは、3つで1つ、分かれているようで分かれて…

学級経営が難しくなった理由

新型コロナウイルスによる臨時休校期間が終わり、日本全国で学校再開になりました。本来、学級経営は4月にその素地の大半が作られ、ここで上手くいかなければ5月のGW明け頃に綻びが見え始め、夏休み前頃にはかなり危険な状態になりますが、今年度は新型…

教室の子ども達の幸福を願うなら必須だけど担任がやらないこと。

(2019.10.29の記事をリライト) 担任を受け持つと、学校における子ども達の親代わりのように接することになります。ですから、子ども達の幸せを願うのですが、それは簡単な事ではありません。学級経営というのは本質的に難しく、近年においては、その難しさ…

嬉しさを分け合う子に成長するために必要なこと

(2019.11.06 子育て「所有」をリライト) 優しくて思いやりのある子、みんなから愛される子になってほしいと親は願います。その中の1つである「嬉しさ分け合える子」について書きます。その具体例として、きょうだいを持つお子さんを持つ親なら、必ずと言って…

本当の元気とは

ある出来事からお話を始めることにします。 その女性は図書館司書という職についており、近隣の4校に在籍し、主に学校図書の整理と子どもたちへの貸し出しや本の普及を任としています。時折、子どもたちと悩み相談のような、雑談のようなことをしているそう…

きょうだいはみんな違う

(2019.11.07の記事をリライト) 同じように育てたはずなのに、きょうだいで全く違う性格になってしまうことは、よくあります。よくあるというか、それが当然、自然、当たり前でしょう。逆に、似ているというのは不自然です。もしもとてつもなく似ているのなら…

叱っても叱っても平気な顔をして反省のそぶりを見せない子

(2020.10.30の記事をリライト) 学級で子どもが何かやらかしたら必要に応じて注意したり、叱ったり、話を聞いたりするのが担任の業務にあります。「こらこら、ダメだぞ。」と。 「すみませんでした。」とか「ごめんなさい。」となればそこで終了ですが、なかなか…

おおらかな心で 第4話「自転車泥棒」

シリーズ化について ブログときちんと向き合い初めて約1ヶ月半が経ちました。過去の記事を見直し、加筆や修正、思い切ったリライトをしていると、書きっぱなしだった過去の記事を読み直すことにもなり、記事を書いた当時のことを思い出したりもします。 ブロ…

Virtual彼女

随分前の話になりますが、今の時代は「告白」は漫画の世界だという情報を20代の若手教員から聞いたことがありました。スマホとラインの普及により、直接告白されるということはほぼ消滅しているということで、昭和生まれの私にとっては耳を疑う内容でした。…

子どもがほしがる物はくだらないのだけれども…

(2019.12.10の記事をリライト) 子どもの誕生日に何を買ってあげようかと悩んだことはありませんか?。幼すぎる子であれば、自分で選ぶことは不可能になるので、親が選ぶことになりますが、ある程度自分の意志みたいなものが芽生えたのなら、子どもが喜ぶ物を…

美しい形について

「真・善・美」という言葉がある。人の生き方としての究極的な価値を、3つの側面で考えて捉えている言葉であるが、その中の「美」について考えてみたい。 「美しい」という言葉。「真・善・美」の中で言うところの「美」は、審美上の美ということであるらし…

ペルソナ ~お面をつけた子ども達を見取る~

人は多面的な生き物であって、1つの側面から語ることなど不可能である。 「あの人は優しい人だ」とか「あの人は真面目である」とか「あの人はどうしようもない悪人だ」などと、他人が他人のことをさも分かったかのように言うのを聞く度に、私は「それはあな…