Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

教育界の間違えている方向性について

教育界は、教育現場と教育行政があります。 「教育現場」は、学校そのものなので、分かりやすいと思います。 「教育行政」とは、教育委員会と教育局です。 教育委員会は、各市町村にあります。 教育局は、それぞれの区切られた地域に1つです。 教育委員会と…

禁止というルール

(2020.6.15 修正) グランドにボールが落ちていました。休み時間に遊んだ子が、片づけなかったのでしょう。朝の職員打ち合わせで、生活部の先生からの提案がありました。 「何度言っても、ボールの後片付けがしっかりとされていません。今、落ちているボール…

心配しないのが愛 第2回【愛か不安かは動機による】

(2019.10.28の記事をリライト)私は人の心配などしません。そう言うと「冷たい」みたいな反応がありますが、 私は「心配しないというのは温かいのだよ」と反論します。ところが、この説明がなかなか評判が悪いのです。評判が悪いというか理解されないのです…

おおらかな心で 第1話「正しくなくてもかまわない」

(2020.6.14 リライト記事) 世の中には、良いとか悪いとか様々な判断基準があり、人々はそれを言いたがります。でも突き詰めて考えてみれば、良いとか悪いとかは、一概には言えないことだらけで、本来的にひどく曖昧なものです。元々曖昧である「良い悪い」を…

育児は何を目指すのか

(2020.6.20 加筆・修正) 我が家には2人の娘がいます。ですから育児というのが発生します。もう、毎日が育児ということです。これ、いつまで続くのでしょうか? この記事では、育児がいつ終了し、そして何を目指しているのかということにお答えしています。 …

言霊③ やばいという言葉 

(2020.6.08 修正) 言葉には、その人の感情や思考、想いが魂となって宿ります。自分の口から出た言葉は、実在するものとして、他の人に伝わります。だから、良い言葉は、良いエネルギー(正のエネルギー)となって、周りを元気にすることができるのです。言葉…

言霊② 暴言・叱責

(2020.6.08 修正) 写真は、ディズニー・シー (今回のお話の舞台です) 美しい言葉、そして愛のある言葉を使えるようになれば、周りにいる人たちは元気になるのにね・・・。 愛の反対は無関心ですが、 愛の反対は憎しみだと考える人が多いです。 愛と憎しみ…

言霊① ありえないことはない。

(2020.6.08 修正) 言葉には、魂が宿ります。これは真理です。だから、言葉を大切に、よい言葉を使うことにしましょう。 今回は、やや批判的な内容になってしまいますが、反面教師として学びの出来事にしてしまえば大丈夫!というのが私の考えですから、全て…

学級崩壊の本当の原因 PARTⅢ

(2020.5.31 加筆・修正) これまで、学級崩壊は授業に問題があっても起こらない場合があること(PARTⅠ)、学級崩壊の本当の原因は愛情不足であること(PARTⅡ)で述べてきました。 今回は解決編です。何度も同じ事を述べますが本道は授業です。でも授業改善はな…

学級崩壊の本当の原因 PARTⅡ

(2020.5.30 加筆・修正) 学級崩壊の本当の理由を追及する記事のつづきです。 まずはおさらいです。詳しくは記事を読んでいただけると分かりますが、ここでは概要を復習します。 1 学級崩壊を防ぐには授業力が本道である。 2 しかし、それは大変な努力が必…

元気がない子ども

(2020.6.12 修正) 学級の子どもの元気がないということはよくあります。元気のないのには必ず理由がありますから、深く追求していくと、少々ややこしい問題になってしまいます。 今回は、そんなややこしいことは、そっと横に置いておいて、とりあえず一時的…

子ども達に良い指導ができる先生になりたいなら是非読んでくださいね。

(2020.6.10 修正) 臨時採用(1年目)の同僚の授業を見てきました。 授業崩壊しています(学級崩壊ではありません。専科ですから)。 これは、仕方のないことです。 問題は、これをどうするのか?ということでしょう。 改善しなくては授業が収まらないことが…

家庭学習を進んでやる子にしたいなら読んでくださいね。

(2020.6.10 加筆・修正) 家庭学習を自ら進んでやる子になって欲しいと、多くの保護者は願っています。家庭学習なのか宿題なのかという問題はありますが、とにかく自分から勉強して欲しいと願うでしょう。ところが、現実に目を移せば、そのような子はごくわず…

学芸会でオススメの劇 20選

(2020.6.07 修正) 10月になったので、学芸会のシーズンがやってきました。 私事ですが、6年生の劇の台本を作り始めました。今年は、「ユタとゆかいな仲間たち」という劇に挑戦してみます。はじめての劇なので、子ども達の動きと、本校の舞台の使い方などを…

昔の学級通信

(2020.6.07 加筆・修正) 学級通信は、なぜ発行するのか・・。 こういう本質的な問いは、長くなるのでまたの機会に書くことにします。 今回お伝えしたい内容は「学級通信は読まれるためにある」ということです。 読まれなければ、書くことの労力は徒労に終わ…

お母さん、髪しばって。

もう、何年も前の思い出話になってしまいます。 4年生を担任した時のことです。 家庭訪問で、ある女の子の家に行きました。 その女の子は5人きょうだいの末っ子で、お母さんは「ベテランお母さん」です。 家での様子を聞くと、末っ子ということもあって、お…

天童ツーリング ~天童ホテルから学んだこと~

(2020.6.06 リライト記事) 今回は趣味であるツーリングのお話です。ツーリングと言っても、一般的なツーリングレポートではなく、目的地の「天童ホテル」がいかに素晴らしかったかという内容です。そして、なぜ素晴らしいのかということを考察します。 ツー…

一般的にはダメだけど、愛のある評価の物語

(2020.6.06 修正) 前々任校は小規模な学校で、赴任した年に5・6年生の複式を担任しました。 1回目の体育の授業で、体育館をとりあえず3周走らせました。 (1周、たぶん50メートルくらいかな?) びっくりしました。 全員、ハアハアと息を切らし、 「先…

「よく分からない」のに「分かりやすい」と言われている通知表の評価

「単元別評価」と「観点別評価」の説明 【単元別評価】 字の如く、単元ごとに評価する方法です。 算数が分かりやすいので、例にすると・・・・ かけ算は良くできたからA でも、概数はできがまあまあだったからB 図形はちんぷんかんぷんだったからC という…