Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

新型コロナで夏休み短縮について考える

8月6日(木)が終わろうとしています。 北海道の多くの地域では、夏休みが短縮され、今週いっぱいまで通常授業が行われているところが多いようです(私の勤務する地域は、8月1日から夏休みで、冬休みも削るようです)。 新型コロナ対策によって、学校閉鎖に…

避けることができない3つの影響力

よく「運命」とか「宿命」とかいう言葉を耳にします。この2つはよく混同し、良くも悪くも、自分の力ではどうすることも出来ないものとして扱われ気味です。「こうなる運命だった」と言えば、それは否定的に扱われ、「運命の人との出会い」と言えば肯定的に扱…

分かりやすく教えても子ども達ができるようにならない理由

教師は授業が生命線です。分かりやすい授業-子ども達が理解し「できるようになること」-を目指し、学力をつけていくのが使命といっても過言ではありません。もちろん、教師の使命はそれだけではなく、本質的にはもっともっと奥が深いのですが、一日のほと…

3つの道

スポーツでも勉強でも仕事でもなんだっていいのですが、挑戦することのできるあらゆる事に対して、3つの道が用意されているように思います。道を進まないという選択もありますが、進むならという前提で記事を書きます。そして、どの道を選ぶのかも自分で決…

がんばれる理由

先日、ニュースを見てましたら、大阪府の新型コロナウイルスに関する施策について報道されていました。私は知事の言葉と表情と目を見ていたのですが、エネルギーが溢れ、人を惹きつける魅力を感じました。これほど大変なのに、どうしてがんばれるのか? そん…

普通という言葉に潜む罠

普通はこうだとか、一般的にはこうだと言って、安心したり心配したり批判したりするのが普通でしょう。しかし「普通」って具体的には何かについて、少し深く考えてみると、大変ややこしいと理解できます。その人が言っている「普通」は、あくまでその人が見…

過去の思い出の存在意義

なぜ、人は思い出を欲しがるのでしょうか。なぜ、素敵だった記憶を思い出したくなるのでしょうか。その理由が分かったので記事にします。 過去とは何か 時間は、過去、現在、未来の三位一体の関係です。三位一体とは、3つで1つ、分かれているようで分かれて…

学級経営が難しくなった理由

新型コロナウイルスによる臨時休校期間が終わり、日本全国で学校再開になりました。本来、学級経営は4月にその素地の大半が作られ、ここで上手くいかなければ5月のGW明け頃に綻びが見え始め、夏休み前頃にはかなり危険な状態になりますが、今年度は新型…

教室の子ども達の幸福を願うなら必須だけど担任がやらないこと。

(2019.10.29の記事をリライト) 担任を受け持つと、学校における子ども達の親代わりのように接することになります。ですから、子ども達の幸せを願うのですが、それは簡単な事ではありません。学級経営というのは本質的に難しく、近年においては、その難しさ…

嬉しさを分け合う子に成長するために必要なこと

(2019.11.06 子育て「所有」をリライト) 優しくて思いやりのある子、みんなから愛される子になってほしいと親は願います。その中の1つである「嬉しさ分け合える子」について書きます。その具体例として、きょうだいを持つお子さんを持つ親なら、必ずと言って…

本当の元気とは

ある出来事からお話を始めることにします。 その女性は図書館司書という職についており、近隣の4校に在籍し、主に学校図書の整理と子どもたちへの貸し出しや本の普及を任としています。時折、子どもたちと悩み相談のような、雑談のようなことをしているそう…

きょうだいはみんな違う

(2019.11.07の記事をリライト) 同じように育てたはずなのに、きょうだいで全く違う性格になってしまうことは、よくあります。よくあるというか、それが当然、自然、当たり前でしょう。逆に、似ているというのは不自然です。もしもとてつもなく似ているのなら…

叱っても叱っても平気な顔をして反省のそぶりを見せない子

(2020.10.30の記事をリライト) 学級で子どもが何かやらかしたら必要に応じて注意したり、叱ったり、話を聞いたりするのが担任の業務にあります。「こらこら、ダメだぞ。」と。 「すみませんでした。」とか「ごめんなさい。」となればそこで終了ですが、なかなか…

おおらかな心で 第4話「自転車泥棒」

シリーズ化について ブログときちんと向き合い初めて約1ヶ月半が経ちました。過去の記事を見直し、加筆や修正、思い切ったリライトをしていると、書きっぱなしだった過去の記事を読み直すことにもなり、記事を書いた当時のことを思い出したりもします。 ブロ…

Virtual彼女

随分前の話になりますが、今の時代は「告白」は漫画の世界だという情報を20代の若手教員から聞いたことがありました。スマホとラインの普及により、直接告白されるということはほぼ消滅しているということで、昭和生まれの私にとっては耳を疑う内容でした。…

子どもがほしがる物はくだらないのだけれども…

(2019.12.10の記事をリライト) 子どもの誕生日に何を買ってあげようかと悩んだことはありませんか?。幼すぎる子であれば、自分で選ぶことは不可能になるので、親が選ぶことになりますが、ある程度自分の意志みたいなものが芽生えたのなら、子どもが喜ぶ物を…

美しい形について

「真・善・美」という言葉がある。人の生き方としての究極的な価値を、3つの側面で考えて捉えている言葉であるが、その中の「美」について考えてみたい。 「美しい」という言葉。「真・善・美」の中で言うところの「美」は、審美上の美ということであるらし…

ペルソナ ~お面をつけた子ども達を見取る~

人は多面的な生き物であって、1つの側面から語ることなど不可能である。 「あの人は優しい人だ」とか「あの人は真面目である」とか「あの人はどうしようもない悪人だ」などと、他人が他人のことをさも分かったかのように言うのを聞く度に、私は「それはあな…

子どもをかわいがるタイミングは・・・

(2019.10.05の記事をリライト) 子どもってかわいいです。学校の子ども達もかわいいし、我が子もかわいい。だから、うーんとかわいがるのですが、どうやら多くの人たちは、かわいがり方を少し勘違いしているようです。 実際に我が子の育児と学級の子どもたち…

学級が落ち着かないときの考え方

学級が落ち着かない。ざわざわしているし、言うことを聞かないし、怒っても褒めても諭してもダメ・・・。ああ、もうどうすれば・・・と悩んでいる人は今回の記事を読んでください。読んだからと言って、すぐに学級が落ち着くということは起こりませんが、少なく…

ネットにおける誹謗中傷とソルリ法案

つい最近のニュースになりますが、テラ・ハウスという番組に出演していた子が、ネットにおける誹謗中傷によって自殺しました。そのことに関連して、ニュースでは韓国の人気アイドルが同じように自殺したことを取り上げていました。ソルリさんの自殺に大きな…

めんどくさい病

( 2019.11.08 の記事をリライト) 絶望病とまではいきませんが、学級の子ども達に次のような症状が見られる場合があります。 「頑張るのがめんどくさい」 学校には来ているのですが、何をやってもやる気がみられない。たまに自分の好きなことには興味を示す…

絶望病

(2019.8.04 の記事をリライト) 学級担任からはずれ、学校全体の子ども達と接するようになってから3年が経ちました。この3年間の間に、とても気になる現象が加速度的に増えてきました。 それは、表情が暗い子どもが増えてきたということです。 その原因は…

火の鳥 未来編

名作漫画である手塚治虫先生の代表作『火の鳥』。その「未来編」を久しぶりに読みました。久しぶりというのはどれぐらい久しぶりかというと、小学生の頃以来なので、およそ35年ぶりぐらいでしょうか。35年も経てば「面白かった」という事実のみを覚えている…

若者の○○離れ問題

自分はいつまでも若者であると思っていましたが、「若者は…」と言ったその瞬間から、もう自分は若者ではないと宣言しているのでしょう。自分の感覚と違う世代が社会に影響力を与えてきていると認めざるを得ません。自分とは違う感覚の世代を理解しようと決め…

無意識だけど知っていること 第5回【愛】

(2019.11.14の記事をリライト) このブログは「愛のある教室」という副タイトルがついています。子ども達へ「愛」を注ぐための知識と、このブログを読んでくださっている人たちへのお裾分けが趣旨なのですが、「愛」というのは、実は難しいということをお伝え…

ペルソナ ~AI手相占いから考える~

スマホのアプリで「AI手相占い」というのを発見しました。少しばかり手相について勉強してみた事があるので、大変興味を持ちました。AIの進歩はすさまじく、人間には太刀打ちできない領域が今後ますます増えていくと予想されています。手相占い、当たる…

きょうだいげんか

(2019.10.27の記事をリライト) きょうだいがいると必ず起こるが「きょうだいけんか」です。ケンカするほど仲がよい良いとも言いますが、親としては仲良くしてほしいと願うものです。そして、どうしてもある程度の仲裁をせざるを得なくなってしまいます。そ…

幸せって何?

幸せになりたいと、誰もが願っています。ところが、幸せとは何かということを追求していったとき、たどり着く場所が「自分が幸せだと思ったら幸せ」ということや「すでに幸せであるという知足」になってしまいます。つまり、幸せかどうかは自分が決めるとい…

初任時代の学び 第6回【理想を追い求める教師でありたい】

初任時代の私は、日々の業務と思うにままならない学級の状態にもがきながらも、必ず一人前の教師になるのだと、まさに悪戦苦闘していました。若かりしある日、職場の飲み会で国語が専門のベテランの先生(当時はおそらく40代後半だったかな?)とお話をさせ…