Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

学級崩壊の本当の原因 PARTⅠ

学級崩壊

(2020.5.30 リライト記事)

「学級崩壊」は小学校での現象だそうです。中学校は「授業崩壊」。教科制なのでそうなるのでしょう。この「学級崩壊」は起きてしまった場合、当該担任の力ではほぼ回復は不可能です。しかし、軽度であれば回復できます。

 この記事は、学級崩壊が起きない先生に注目し、なぜ起きないのかを知ることで、軽度の学級崩壊を回復することを目指します。

 

学級崩壊が起きない先生

 学級崩壊が起きるのか、起きないのかは、担任の先生の教師としての力量だとするのは、おそらく間違いありません。だから、例え荒れが進んだ学級でも、力量のある先生が受け持てば修復されるのです。

 たまたま受け持ったクラスに荒れた児童が多いとか、元々落ち着きのない集団だったということも、1つの側面としてはありますが、それでも力量のある先生なら統率できてしまうので、子どものせいにはできませんし、子どものせいにしているうちは、何も解決しません。

 

 では、教師としての力量があるとは、どういう状態なのでしょうか。

 

1 授業が上手く、面白く、子ども達は毎日学びがある。

2 コミュニケーションスキルに長け、日常会話も楽しい。

3 子ども達のことを温かい目で見守ることができる。

4 保護者との連携も素早く取るなど、判断力に優れている。

5 必要に応じて、しっかりと叱る指導ができる。

  などなどなどなど・・・・・。

 

 項目として起こして行けば、ものすごい数になっていきます。

 なので、もうやめます。

 とにかくたくさんあるということだけ覚えておけば良いでしょう。

 

 さて、その中で「学級崩壊が起きないことと一番関係が深い項目は?」と聞かれれば「授業」ということが一般的で本質的な解答です。

 

 学校というのは、ほとんどの時間が授業ですから、一番大きな時間を修復すれば学級崩壊は終わりということになります。

 ところが、それが難しいから学級崩壊が起こるのです。

 だって、そんなに授業が上手い先生って、ものすごい努力家ですから。

 ということで、「自分には無理だ」と思う先生も当然出てきます。

 でも、「授業が上手いと学級崩壊は起こらない」という本質的な解答を少し分析すると、違う視点が見えてきます。

 

「授業は下手だけど、学級崩壊が起こらない学級」があるのです。

 言い換えると、教師としての授業力はそれほどないけど、学級崩壊が起こらないのです。もっと言い換えると、教師としての力量を上げると学級崩壊は起こらないけど、それはものすごい努力と時間が必要で、一部の人たちだけがたどり着ける場所だけど、そんなにがんばらなくても学級崩壊にならない方法があるということです。

 

 だから、もしも今、学級の状態で苦しんでいる先生がいるんだとしたら、私としては大丈夫だよと応援したいのです。 

 

                                つづく

 

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