(2020.6.06 修正)
もう、随分前に「学級崩壊の本当の理由①」という記事を書き、「つづく!」なんて調子の良いことを書いていましたが、なかなか「学級崩壊の本当の理由②」が記事になりません。理由は分かりやすく書くのにちょっと時間がかかりそうだからです。
それから、アクセス数が低いので、テンションが下がっているからです。さらに、ブログの書き方みたいなのを調べてみたら、難しいのは読まれないって。それで、簡単に書けそうなことを短時間で書くということに挑戦中です。さて、前置きが長くなりましたが、「学級崩壊と直結する学級経営の大切なポイント」をお伝えします。
この記事を読んで、やっていなかったことを実践すると、学級経営がぐんと良くなります。「もうすでにやっているよ」と言う人には必要のない記事です。
「学級経営」は「学級崩壊」と密接につながっている。
学級経営に失敗すると、それはあっという間に学級崩壊へと進みます。それほど大切な「学級経営」ですから、「学級経営」に関する書籍もたくさん出版されています。なんとか学級を1年正常に運営していくことは難しく、熱心な先生は一生懸命に本を読んだり、先輩に聞いたりしますが、書かれている事や聞いたことができるようになるには相当時間がかかります。奥が深いですから。
でも、今回は奥を浅くしてポイントだけをお伝えします。浅いポイントなので、それで学級経営が全て上手くいく訳ではありません。奥が深いことを簡単に解決などできないのですから。
しかし、学級経営が上手なクラスは、これから説明することを概ねやっています。誰にでもできることなのですが、学級崩壊気味の先生では、やらない人は多いです。
「学級経営」は「学級崩壊」と密接過ぎるほど繋がっています。と言うよりも、学級経営が全てと言っても過言ではないでしょう。
次に紹介する7つの実践は、他の学級を見るときの視点にもなると思います。
学級経営で大切な7つのこと
1 教室を綺麗にする。
荒れている教室は汚いです。
上手くいっている教室でも汚いところはありますが、本当に学級経営が素晴らしい教室は、みんな綺麗です。当番が機能しているから当然といえば当然ですが、掃除は担任次第です。例え、掃除当番がサボって教室が綺麗にならなかったとしても、放課後、担任ご自身が掃除の仕上げをすればいいのです。
2 先生の机も綺麗にする。
先生の机が汚いという状態は、意外とよく見かけます。先生の机が煩雑なのに、子ども達に綺麗にしろなんて言えません。いえ、言っているのだと思いますが、説得力がありません。
引き出しの中も綺麗にしてください。1時間もあればできます。
3 掲示物をきちんと貼り直す。
まっすぐに整理整頓するように貼ってください。
ただの紙切れの場合は、台紙をつけてください。
一度貼ったら、しばらくインテリアの役割をするので、ちょっと手間ですが、その手間以上の落ち着きが得られますよ。荒れている教室は、貼られているプリントが破れていたり、傾いていたりします。
4 空気や照明の管理をする。
子ども達の健康のためにも、毎日気をつけてみてください。
電気が切れたままなんて状態も見かけます。
5 黒板にべたべた貼らない。
もう、なんだかわからないけど、常時、たくさんのマグネットが貼られている教室を見かけます。名前カードとか、単純なマグネットとか、キッチンタイマーとか、よくわからないキャラクターだったり。
すべて撤去してください。子ども達が集中できます。
6 子ども達の机が乱れたら定期的に整える。
子ども達は動くので、机がバラバラになります。できれば、授業はじめは気をつけてみて、曲がっていたら「縦と横をそろえて」と指示を出してください。たいした時間はかかりませんが、教室の中がシャキンとしますよ。
7 掃除道具をきちんと片づけ、整理整頓する。
これは意外と見落とします。雑巾も定期的に新しくしてください。掃除ロッカーがある場合は、毎日、掃除後にチェックです。掃除道具が喜びます。
うん?
まだまだありそうだけど。
7っていう数字がかっこよかったから、7つにしてしまいました。
なので、今日はおしまいです。
まとめ
形から入るということです。
綺麗だと心が落ち着きます。
汚いと心が乱れます。
掃除は、もっともはじめに取り組む環境作りです。
しかも毎日です。
ちょっと大変だけど、毎日やっていれば、短時間で終わります。
そして、たくさんいいことが起こります。
この記事を読んでくれた人は、早速明日から実践してみてくださいね!
もう既にやっている人は、汚い教室を見つけたら、同僚にアドバイスしてあげると良いですよ!
※代わりに掃除してあげたらダメですよー。