Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

誰にでもできる! でもやらない人が多い! 好かれる教師になるための3つのこと。

誰でもできる

教師は好かれている

まず、担任教師というのは、基本的には無条件で好かれます。

好きから入って、だんだん嫌いになるということは起きますが、学級開きというのは、子ども達は夢と希望をもっているものです。

もし、出会いの場から「嫌い」なら、絶望病でしょう。  

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 次に、だんだん好き具合が増すというのは、普通にやっていれば起こります。普通という定義が難しいのですが、社会人として一般常識内であれば大丈夫です。

 

「そんなこと言ったって、子ども達が反発してきて、なんだか、担任として嫌われているような気がします。」

というような声も聞こえてきそうですが、たいていの場合はかまってほしくて反発しているだけです。

 

 でも、中にはそうじゃなくて、本当の反発、「担任が嫌い」なんてこともあります。それは、先ほど述べましたように、社会人としての常識外なんでしょうね。

 

 ちなみに、社会人としての常識外の行為は、

・すぐに怒る

・やたら威張る

・力でねじ伏せる

・やる気がない

・仕事をなめてる

・挨拶ができない

・話が長くてつまらない

 などなど、大人社会でも、一緒にいると辛くなるということです。

 

さて、今回のお話は、とりあえず、誰にでもできる好かれる教師になるためのポイントを3つ紹介します。ここでポイントとなるのは、誰にでもできるということです。人間性がどうとか、教師としての力量がどうとか、全く関係ないというのがいいのです。

 だって教師の力量とか人間性なんてすぐに身につくものではないのですから。

※ただし、とりあえずです。本当に好かれるには王道で勝負するしかありません。

  

 

好かれるポイント1「身なりをきちんとする」

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 これは本州の先生方には驚かれるようですが、北海道の先生方はジャージが多いです。中学校や高校は教科制なので少し違うようですが、北海道の小学校の教師はジャージが多いです(札幌は少し違うようですが)。

 

 ジャージが悪いってことを言っているのではありません。ジャージは機能的でおしゃれなんです。ところが、このジャージ、なかなかダメにならないのです。服として長持ちするのです。痛みが出にくいすぐれものなんです。良いところなんですが、「買い換えよう」という気持ちにさせてくれません。

 結果、ヨレヨレの古着になっているのに、ずっと着続けます。

 

 まだまだ着られるという意見もありそうですが、ジャージの特性だから着続けることはもちろん可能です。でも、教師というのは、子ども達から憧れられる存在でいたいというのが私の主張です。子ども達は、教師が思っている以上に、先生の服装に反応します。

 

 ですから、最新とまではいかなくても、数年ごとに買い換えましょう。

 

 ジャージを例に出しましたが、要は服装のことを言っています。

 お金に物を言わせて、見てくれを可能な限り良くしましょう。

 まるで、大好きな恋人に会うつもりでできれば最高ですね。

 

 

好かれるポイント2 「子どもと遊ぶ」

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 正直な実感として、これをやり続ける先生は、みんな人気があります。

 授業が下手でも、人間性にやや問題があったとしても、服装がだらしなくても

 

 遊んでくれる先生はみんな大好きになります。

 

「忙しくてなかなかできない」とか

「授業の準備がある」とか

「疲れるからできない」とか

「たまにならできる」とか

 まあ、言い訳はいくらでもできますし、それを否定するつもりもありませんが、私が言いたいのは、遊んだら子どもに好かれますということだけです。

「誰にでもできるけど、みんなやらない」の真骨頂の項目です。

 

 

  

好かれるポイント3「自分の苦手なことを言う」

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「先生、鉄棒が子どもの頃からできなかった」とか

「先生は、字をきれいに書けない」とか

「図工が苦手だった」とか

人間だもん、何かしら苦手なことがあるものです。

それを正直に子ども達に世間話のように伝えちゃいましょう。

 

そうすると、子ども達は、めっちゃ喜びます。

先生ができないと嬉しくなるのです。

先生もできないことがあるとか、先生よりも自分の方ができてるとか、

できなくても大人になれるとか、できない先生も好きとか、

その子によって、思うことは色々とあるでしょうけど、総じて好きになります。

 

でも、教師たるもの、これもなかなかできないようです。

教師になった人の生育歴が大きく絡んできますが、詳しく説明すると膨大な量になるので、今回は省略します。

  

 

まとめ

 ポイントを3つ提示しましたが、本当はまだまだ「誰にでもできるポイント」はあります。でも、3つって書いちゃったから、今日はこれでおしまいです。

 

 もうすでに、子ども達から好かれているよという先生は、おそらく、この3つはすでにやっています。もしやっていない項目があったら、加えてみてください。

 おそらく、さらに好かれますよ。

 

 

 ジャージをこよなく愛している私が好んでいるメーカーは「ル・コック」ですが、少し前は「アリーナ」とか「オークリー」でした。でも最近は「デサント」に安定感を感じます。安定感というのは気やすさと形です。でも、オシャレ部門では、やっぱり結局「ル・コック」に私は落ち着きます。陸上をやっている人は「アシックス」がいいみたいですけどね。