Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

天童ツーリング ~天童ホテルから学んだこと~

ツーリング

(2020.6.06 リライト記事)

 今回は趣味であるツーリングのお話です。ツーリングと言っても、一般的なツーリングレポートではなく、目的地の「天童ホテル」がいかに素晴らしかったかという内容です。そして、なぜ素晴らしいのかということを考察します。

 ツーリングに行くと、毎年様々な発見があるものです。

 

2019 天童ツーリング

 2019年9月、友達2人と合わせて3人で、山形県の天童市(人口6万人くらい)へツーリングへ行ってきました。北海道苫小牧からフェリーで秋田港へ行き、そこから酒田→天童へとバイクでブブーンと走っていきました。

 

 本州ツーリングは、毎年1回行くことになっているのですが、今回は、将棋の聖地となっている天童市の天童ホテルが目的地でした。 

 なぜ将棋の聖地かというと、将棋の駒をたくさん作っていることと、名人戦、竜王戦の第7局の指定ホテルとなっているからです(他にも理由があるかもしれませんが…)。毎年恒例のツーリングでは、楽しむだけでなく社会勉強もしています。 

 今回のツーリングで実感したことを紹介します。

 

 

さすが老舗のホテルですね 

天童ホテル

 それは、天童ホテルがすばらしいホテルだったということです。

 老舗のホテルなので、建物はやや古さがあるのですが、とにかく、掃除が行き届いています。そして、ホテルスタッフのみなさんの雰囲気がいいのです。

 料理もとても美味しかったです。

 ちょうど、ホテルの2会場で、同窓会らしきものが行われていて、大変にぎやかで楽し気でもありました。

 ホテルのロビーには、無料玉こんにゃくのサービスもあり、美味しく頂きました。これらを簡単にまとめると、おもてなしの気持ち溢れるホテルということです。

 他にも、氷を部屋から電話でお願いしたときの対応が早すぎるとか、朝食バイキングに手書きのメニュー解説が書いてあるとか、お土産コーナーや自動販売機が良心的な値段だとか、細かな配慮が随所にあり、宿泊客が快適にかつ楽しく過ごせるようになっています。

 東京ディズニーランドでも同様でしょうけれども、結局はスタッフなんだろうな~というところにすばらしさを感じるのだと思います。スタッフの気持ちと、自分たちの働いている場所への愛、そしてプライドがあるのでしょうね。

 

 

天童ホテルの素晴らしさを学級に応用して考えてみる 

 学校はホテルとは違いますが、大切な事はたいていどこでも共通しています。そこで、天童ホテルの素晴らしさを学校や学級に置き換えて考えてみると、以下のようになるのではないかと思います。

 

 ホテルの支配人の姿勢 → 学校長の姿勢

 ホテルのスタッフ   → 学校の教師集団

 宿泊客の様子     → 子ども達

 行き届いた掃除    → 行き届いた掃除(共通)

 

 参観日なんかは保護者の皆さんをおもてなしの気持ちで迎えると喜ばれるかな?とか、学校にたまに来る指導主事はホテル全体を経営する総支配人の視察なのかな?とか、色々考えると楽しくなりました。 

 

 何かの本で読んだんですが(本のタイトルは忘れました・・・)4つの学校で、良い順番をつけてみましょうという問題です。なかなかの難問・良問ですので、皆さんも考えてみてください。

※良いの定義があいまいですが、自分が良いと感じる学校ということで考えてみてくださいね。

 

1番 新しくて綺麗な学校

2番 新しくて汚い学校

3番 古くて綺麗な学校

4番 古くて汚い学校

 

 汚いより綺麗な方が良いというのは、疑う必要のないことなので、

1「新しい+きれい」と3「古い+きれい」が上位で良いでしょう。

2「新しい+汚い」と4「古い+汚い」が下位で良いでしょう。

 

 問題は、どちらが1位と2位で、どちらが3位と4位かということです。

 これは、自分がどう思うかと言う問題、価値観の問題となるので、正解は………とは言えないのですが、私はこう考えているということは述べられます。 

 ただ、自分で考えてみるところが面白いので、「自分はどう考えるか」という解を持ってから、次に読み進めると面白いかもしれません。

 さあ、Let's think! 

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筆者の解答(あくまで個人的な解答) 

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 私の個人的な解答を紹介します。

 

1位は・・・1番の「新しくて綺麗な学校」です。

 だって、これ、無条件でみんな好きですよ。もう、理屈なんて必要ないくらい好きです。だから、新築マンションも新車も新しい服だって嬉しいでしょう。それを大切に使えば、なおよろしいってことです。

 

2位は・・・3番の「古くて綺麗な教室」です。

 これは、ずっと大切に使っているということですね。気持ちがたくさん詰まっているので、建物も物も喜んでいるはずです。物にも心がありますからね。 

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3位は・・・4番の「古くて汚い教室」です。

 これはねえ、しょうがないのです。古くなったら汚くなるのです。そういう運命ですから。汚い具合にも寄りますが、もしかしたら先人達の活発な様子が伝わってくるような汚れなんていうのもありそうですから。

 ただ、仕方はないのですが、是非綺麗にしてあげて欲しいところです。

 

4位は・・・2番の「新しいけど汚い教室」です。

 これを最下位にしたのは、一言で言うと感謝が足りないからです。新しい建物(ここでは学校ですが)は、色々な人たちの思いが詰まっています。お金もかかっています(税金ですから)。

 さらに、元々綺麗なものを綺麗に保つのは、さほど難しい話ではないし、綺麗なところは汚くなりにくいというのも真実ですから、圧倒的にそこを使っている人の心がすさんでいる。と、私は考えます。

 

 

 今回の記事で私が一番に伝えたかったことは、

「天童ホテルは素晴らしい」→「おもてなしの心がある」→「おもてなしの心は感謝だ」→「感謝が伝わる校舎はどんな場所か」→「きれいなところだ」

ということでした。

 

 天童ホテルさんは「古いけど(老舗だから)綺麗なホテル」で、そこにスタッフの気持ちが加わっている素敵なホテルです。ですから、心までを加味していくと、1位は「古くて綺麗」になるかもしれませんね。