Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

学級崩壊の本当の原因 PARTⅡ

学級崩壊

(2020.5.30 加筆・修正)

 学級崩壊の本当の理由を追及する記事のつづきです。

 まずはおさらいです。詳しくは記事を読んでいただけると分かりますが、ここでは概要を復習します。 

1 学級崩壊を防ぐには授業力が本道である。

2 しかし、それは大変な努力が必要で、なかなか難しい。

3 でも、授業力がなくても学級崩壊は起こらない。

4 だから、大丈夫だよ。

 というのが前回までのお話でした。 

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学級崩壊の状態

 まずは、一般的な学級崩壊している学級の様子を確認します。学級崩壊の定義の確認作業です。いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

 

1 チャイムが鳴っても席に座らない。

2 ノートや鉛筆を出さない。

3 授業中、おしゃべりが耐えない。

4 友達同士のケンカが絶えない。

5 教室の机の並びがぐちゃぐちゃ。

6 先生の注意を全く聞かない。

7 掃除などの当番は当然サボる。

8 授業中の立ち歩きが見られる。

9 移動するときには並べない。

10 とにかく、わがままし放題に見える。

 

 程度にも寄りますが、5つ以上当てはまるなら危険です。8個以上だと回復は極めて困難です。少なくとも、同一人物による回復の可能性はわずかです。

 この頃には、保護者からのクレームも寄せられ始めます。臨時保護者会なんていうのも開くレベルで学校全体でチームも組まれます。

 担任自信の自己否定感もひどくなるし、その解決に「授業改善」を掲げ始めるので、はじめに申し上げましたが、授業力向上は「難しいって!」ということにやがて気付きます。

 

 ですから、症状が軽い段階で気づいて修正する予防が大切なのです。教師自身の覚醒が起これば回復するかもしれませんが予防の方が簡単です。

 

 

学級崩壊の本当の原因

まずは信じられないかもしれないですけど、次のことを信じてください。

 

学級崩壊は担任の先生のせいではありません。

子どもが悪いわけでもありません。

悪い人はだれもいないという真実です。

 

 もし仮に先生が原因ならば、全員が学級崩壊に参加するということになりますが、そうはなっていないはずです。もし仮に、子どもたちが原因だとすれば、担任が代わると落ち着くなんて現象は起きません。

 

 では、なぜ子どもは荒れるのでしょうか? 答えは簡単です。

 荒れたいから荒れるのです。

 荒れるぞ! 荒れてやる! と決めるから荒れるという現象が起きます。

 

 では、なぜ荒れると決めるのでしょうか? それも答えは簡単です。

 その子の心が闇を抱えているからです。

 

 では、その闇の正体はなんでしょう?

 答えは「寂しいから」。つまり「本当は愛されたい」です。

 

 学級崩壊の本当の原因は愛情の不足です。家庭での愛情の量で子ども達の状態は変わります。たとえ学級が大荒れ状態でも、家庭で十分に愛の力を蓄えている子は、その荒廃した教室の中でも健気に勉強しようとします。

 ただし、あまりにも教師力がひどいと、愛情たっぷりの子すらあきらめて、絶望してしまいますが、その前に学級崩壊を食い止めるべく実行しましょう。

 

 ・・・つづく。