教育界は、教育現場と教育行政があります。
「教育現場」は、学校そのものなので、分かりやすいと思います。
「教育行政」とは、教育委員会と教育局です。
教育委員会は、各市町村にあります。
教育局は、それぞれの区切られた地域に1つです。
教育委員会と教育局の大本は、文科省になるのかな?
私の住んでいる地域の学校では、その学校の規模や状況によって、加配の教員がいます。担任として出払ったあとに残る教員です。
それらの教員は、算数TTや理科専科、音楽専科など、専門の教科につき、子ども達と教職員をサポートしていきます。
加配は、教員増ですから、お金がかかります。
ですから、すべての学校に加配教員を!とはならないという現実があります。
ここまでは、仕方ありません。
もうしばらくは続くでしょう。
問題はここからです。
この加配教員をつけるためには、学校としての実績をつくる必要があるようなのです。
実績とは、教育委員会なのか、教育局なのかは分かりませんが、見える数値を出したり、学校の状況を説明して、加配をつけてもらうそうです。
つけてもらう?
まあ、異論ありますが、とりあえず置いておきます。
学力テストとか、体力テストとか、授業の実践発表とか、子ども達の安定度とか、保護者アンケートだとか、いじめアンケートだとか、まあ、色々ありそうな実績を提出し、
「うん、あなたの学校はがんばっているから、加配をつけましょう」
となるそうです。
しかし、先ほども述べましたとおり、すべての学校には予算上難しいということで、
「実績を示せない学校は、加配をはがしましょう」
となるんですって。
どこかに加配すれば、どこかはなくす。
しかたないのです。
でもね、なにかおかしい。
違和感が・・・うーん、すごい。
これ、逆じゃないのかな?
実績を示せないのは、示せない理由があるのだから、そこに戦力を補強するのが正しい補強のしかたではないのかな?