Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

「何」を聞くかではなく「誰」」に聞くかが重要です② 「熊の木彫り」

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 色々ありまして、熊の木彫りに興味をもちました。

 ちなみに、熊の木彫りは北海道のお土産品として、かなり売れた時期があるらしく、昔の家にはたいてい一匹ぐらいいました。

 

 ある日、温泉街のお土産コーナーで熊の木彫りを見ながら、彫り師さんとお話をしていました。「これ、いいですねー」とか「こっちの熊はかっこいいですねー」とか。

 そうすると、色々と教えてくれるので、追加質問をどんどんしていきます。

 そうやって、話が盛り上がると楽しいし、知識が増えていきます。

 

 黒い熊が一般的なのですが、それは色をつけちゃうから実は簡単であること。

 鮭を加えている熊と、口を開けている熊では、口を開けている方が難しいこと。

 熊が右を見ているか、左を見ているかは掘りやすいかどうかだとういこと。

 熊の価格は細かさと素材によるということ。

 熊は最近売れなくて、今はフクロウが売れ筋だということ。

 彫り師は減っていて、そのうち掘れる人はいなくなるということ。

 

 そんな事を話しながら、私は親子熊の木彫りに目をつけて、何度も手にとって見ていました。「やっぱり、これはいいですねー」と。

 別に買うつもりはそれほど無かったのですが、

「それ、15,000円でいいよ」

と大幅割引を言ってくれたのです。しかも、豪華な木の台もつけてくれると。

 実は、価格が問題なのではなく、それを自分の家に置く場所があるかということが自分にとっては問題だったのですが(結構大きい)、ずっと熊の木彫りが気になっていたので、思い切って買うことにしました。

 

「15,000円では安すぎます。」

「本当はね。だけど、いいよ。」

「そういうわけにはいきません。これでも安すぎると思いますが」

といって、20,000円を渡しました。

(おそらく通常価格だと4万円ぐらい。木の台だけで1万円はします)

 すると、嬉しくなってもらえたのか、じゃあ、違う商品をおまけでつけるよというので、小さな兎の木彫りももらえました。

 

 今回のお話は、「誰に聞くかの「誰」は「専門家」であることが望ましい」という内容でした。

 何も知らない人に聞いても、それは自分と同じ状態なので、ただのおしゃべりになってしまい、目的が変わってしまいます。

 

 後日談

 購入した親子熊の木彫りは3匹でした。

 お母さん熊と子ども熊が2匹。

 我が家は4人います。つまり、お父さんが不在です。

 そこで、お父さん熊を色々なお土産屋さんに行くたびに探していました。

 ところが、いかつい感じの熊はいるのですが、購入した熊とのバランスがとれません。そこである日、同じ彫り師さんに電話しました。

「実は、お父さん熊を探しているのですが、欲しい熊が見つかりません。同じような熊はいませんか?」

「うーん、今はないかな~」

「では、作ってくれませんか?」

「うん? それはいいけど、時間かかるよ」

「時間は問題ではありません。是非、お願いします」

 ということで、2週間後、完成したという電話を頂いたので、すぐに取りに行きました。いつでもいいよと言ってくれたのですが、自分で頼んでおいて後から取りに行くのでは私の喜びが伝わりませんし失礼です。ですから、電話を受けた直後に出発です(車で1時間くらいの場所)。

「いいですねー。ありがとうございます。おいくらですか?」

「うーん、12,000円でいいよ」

「それは安すぎます。私が注文しているのですから、その価格では失礼です」

ということで、また20,000円を渡しました。

(本当はそれでも安いのですが・・・)

 すると、嬉しくなってもらえたのか、じゃあ、違う商品をおまけでつけるよというので、小さな兎の木彫りももらえました。

 

 我が家には、4匹の熊と、2匹の小さな兎の木彫りが住んでいます。 

 

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