「ストーカーって怖いね」と、ドラマを見て思いました。
ドラマの中では、もう、どうしようもないくらいつきまとっています。
これが、現実に起きたらどうしよう・・・。
まあ、そんなにつきまとわれることもないんですけどね。
でも、怖かったので、ストーカーについても考えてみることにしました。
ストーカーは、愛情のもつれでしょう。
愛情が相手から返ってこない。
こんなに自分が愛情を注いでいるのに、相手が受け取らない。
だから、ありとあらゆる手を最初は尽くすのでしょう。
それは「愛しているから許されるという拘束」の形として現れます。
「君のために」とか「プレゼント」とか「飲み会に行くな」とか。
それを最初は「嬉しい」と感じます。でも息苦しくなっちゃって嫌がりはじめると、拘束力を強めていく。泣くこともあるでしょう。君がいないと生きていけないということもあるでしょう。
でも、それでも通じないとしたら、もうどうしていいかわからなくなる。
まあ、そんな状態でしょう。
ストーカーからの殺人というのも聞くことがありますが、それは、少し考えればいなくなれば愛情をかける相手が喪失するので、起こらないと思うでしょう。でも、おそらく違います。私の予想では、少なくとも誰かに取られることはないということでしょう。
では、どうすれば良いのかということを私なりの考えを書きます。
まず、相手の言うとおりにするということは、全く方向が違います。
その理由は2つ。
1つ目は、そもそもストーカーされている時点で、それに対応するということを自分は嫌がっている状態です。自分が嫌なことはしなくて良いのです。自分が嫌なことをするということは、自分を大切にしていませんから。
2つ目は、それに対応すると、その行動が助長されるということです。エスカレートした行動に対応すると、「そうか、これぐらいやれば自分の願いが叶うんだな」ということを学習させてしまします。もしくは、自分はそれぐらいなら対応する人間だと思われてしまいます。
では、誰かに相談するはどうか。
これはいいでしょう。ただ、誰に相談するかが問題です。
たいていは親から始まり、警察に行きつきます。
ところが、世の中のニュースを読むと、それでも惨事につながることがあるようです。つまり、警察に相談したから解決した場合もあるでしょうが、完璧ではないということです。警察に言ったのに!と思ってもかまいませんが、歴史はそれでは完璧ではないと言っています。
それでは、どうすれば・・・・
最後に私なりの解決策を書いてみます。
それは、第3者を必ず同伴させて、直接話をすることです。
逃げているから追いかけてくるのです。
毅然とした態度で、しっかりと向き合うこと。
おそらく根本的な対応はこれしかありません。
警察によって辞めさせたとしても、ストーカーした人は、次の人に行くだけです。
私は根本的な対応を目指します。
ちなみに、第3者が誰なのかというのが最も重要ですが・・・。
第3者は、少なくても次のようなことを理解しておかなければいけません。
・ストーカーの愛情は本当の愛ではないということ。
・ストーカーされた本人は、ストーカーの愛を呼び寄せていたということ。
・ストーカーした人も、本当はそういうことをしたいわけではないということ。
・もう、みんな苦しんでいるということ。
そうして、しっかりと話を聞くことです。
本当に思っていることを粘り強く聞くことです。
それはダメだとか、その考えはゆがんでいるとか、とりあえず言ってはいけません。そのように考えるようになったには、長い個人史があるはずですから。
そうして、自分自身への気付きを促し、励まし、元気づけていく長い長い物語になりそうですが、根治に向かう最短の道だというのが私なりの考えです。
ストーカー、怖いですよね。
おばけも怖いです。
不幸も怖いです。
病気も怖いです。
世の中、怖いものだらけと言っても過言ではありません。だけど、正面から向き合い、じっくりと粘り強く対話を続けていくと、必ず光が見え始めるはずです。
話が大きくなってきたので、まとめます。
ストーカー対応は、第3者の存在が最重要で、それを見つけられるかにかかっています。そういう人を見つけてください。