Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

「うつ病」 第1回 ~うつ病とは何か~

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 厚生労働省の2014年度の統計では、うつ病に関する患者数は111万6000人で、軽度の症状は72万4000人だそうです。つまり、うつで医療にかかっている患者数は180万人もいることになります。

 ちなみに、その数は増え続けているようなので、2019年度はどうなのかな?と調べてみたところ、3年ごとに調査をしているようで、最新は2017年度の統計で、患者数は127万人ということでした。軽度の患者数を予測で加えると、200万人ぐらいでしょうか。

 

 実は、教育界でも「うつ病」らしき症状がちらほらと見え始めています。

 また、保護者の中でもそういった症状が見られる場合もあります。

 ですから、私はある時期に「うつ病」に関することを学ぶ必要があるという結論に達し、書籍を読みあさり、自分で考え、そして直接関わる機会もあり、実践を通してさらに理解を深めました。

 ですから、信じられないかもしれませんが、うつ病は治ると断言します

 ただし、とても難しいです。

 

 

 今、「不登校」と「ひきこもり」というややこしい記事に挑戦していますが、実はこの「うつ病」も大きく関わってくる問題なので、同時進行で進めていく必要があるのではないかという思いに至り、書くことにしました。ただし、相当ややこしいので、少しずつの記事になります。

 

 

「うつ病」とは何か

 まずは、ここをはっきりさせておきましょう。

 私は精神科医ではありませんが、多くの書籍と実際の経験から結論に至っています。

 うつ病とは、ただの名称に過ぎません。

 そして、いくつかの診断項目があり、何個か当てはまると「うつ病」と診断され、薬が処方されます。症状が増える度に薬も増えます。

 

 統合失調症、起立性障害、躁鬱病、境界線パーソナリティー障害などなど、いくつもある病名は、その傾向が強いというだけで、本当はその境界線なんていうのもありません。病院側の診断名として存在しているというだけで、総じて言えることは「心の病」だということです。

 

 そして、心の病は、病院では治りません。回復するのは極めて困難です。

 もし、病院で治るのならば、統計上つじつまが合いません。

 病院で治せないから、患者数は増えているのです。

 病院で治せない理由は、書ききれないのでまたの機会にしますが、病院で治せない明確な理由もあります。

 

 もう一度はっきりさせておきます。

「うつ病」とは「心の病」であって、うつ病というのはただの診断名です。

 だから、「心が病んでいる」ということを理解すればいいだけです。

 そして、心は薬で治るということはありません。これも真実です。

 一時的に回復したように見えても、いえ、もし仮に一時的に回復したのなら、もう薬を手放すことはできなくなります。怖いですからね。でも、本当に怖いのは、薬で一時的な回復を繰り返すことにあります。

 

 一般的には、ストレスの原因となっている事象(多くは仕事でしょうけど)を減らし、薬で回復をさせ、少しずつ職場復帰という道を進められます。

 しかし、その回復はまやかしであり幻想です。

 ストレスが原因で「うつ病」になったのではありません。ストレスは「きっかけ」です。「うつ病」になる物語は、「うつ病」と診断されるずっと前から始まっています。つまり、生育歴の問題なのです。

 これも、相当ややこしいので次の機会にします。とりあえず、今回は「うつ病」とは何かだけを書きますね。

 

「うつ病」は心の病気ですが、実はかなり深刻です。

 体の病気の最高峰は、おそらくガンですが、それは死に直結するからでしょう。

 では、うつはどうなのかというと、これも最悪の場合は死に直結します。

 これは、自殺の原因を調べれば明確です。

 

 ところが、身体の症状である癌と違い、うつは心の症状です。つまり、見えないのです。体は健康なので周りの人には分かりにくい。

 体の健康の場合は、早期発見・早期治療が基本です。

 これは心の健康も同じ事です。同じ事なんですが、見えないので分からない、本人さえも気づきません。症状が出たときには相当進行しています。

 

 まとめると、体の病気である「癌」と心の病気である「うつ」は、ほぼ同レベルの深刻度にもかかわらず、「うつ」は早期発見が極めて困難だということです。それを回復させるのですから、相当な理解と根気が必要です。

  

 なるべく分かりやすく書いたつもりですが、この文量では、全く伝えきれません。

 ブログなのでしかたありませんね。

 

 今回の最後になります。

 処方は「カウンセラーを見つけること」です。

 どうして「カウンセラー」なのかという理由もありますが、今日はここまでにします。とにかく、カウンセラーを見つけるしか突破口はないと思って間違いありません。

 ※軽い場合はカウンセラーじゃなくてもなんとかなりますが、その場合も軽いのだからカウンセラーを見つけると早期回復します。 

 

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