できることならば、自分の心を磨いて、人格者となり、多くの人に喜んでもらえる存在になりたいと、思ってもいいし、思わなくてもいいのですが、奥底の本心、つまり本当の自分は、誰でもそう思っているはずであるというのが私の主張です。それが生まれた理由の一側面ですから、誰でもそう願っているはずなんです。
しかし残念ながら、心の磨き方というのを多くの人は知らないし、私も偉そうなことは言えません。私も若い頃は全く知らなかったのですから。
でも、少しずつ分かってきたのでお裾分けです。
心の磨き方
知識をたくさん得るとか、良いことをたくさんするとか、我慢してみるとか、相手の事を想うとか、良い話を聞くとか、磨き方としては良さそうな事はたくさんありますが、果たしてそれで心が磨かれるのか?と聞かれれば、よく分からない。
そもそも、心とは何かすら分からない。
心理学でも確実に定義しきれていないし、仏教は認識であるとしていますが、それでも全てを断言できるレベルにはありません。
心とは何か分かっていないのなら、磨きようがない。
ダイヤモンドは、磨き方を知っている人が、正しく磨くことで輝きます。
ですから、心もきちんと理解して、正しく磨くと磨かれるということになります。
それで、知識を集め、実践をしてみて、どうやらこれが有効だという「心を磨く方法」がおぼろげながらに分かってきたので羅列することにします。
ちなみに「心とは何か」については、長くなりそうなので次回にします。
1 とにかく言葉で言うこと。
良い言葉をたくさん言うことです。つまり感謝。
2 判断しないこと。
難しいですが、ありのままを受け入れます。
3 嫌なときは離れる。
意識を他にそらすことです。
4 知識にとらわれず、自分の感覚を感じる。
リラックスして無の意識になります。
5 負の感情がでた時は、逆のことをする。
行動は強いエネルギーを生み出します。
まだあるのですが、上記に挙げた5つは、比較的簡単にできそうだし、一円もお金がいりません。簡単そうと書きましたが、やってみると難しいということがばれちゃいます。でも、信じて実践していくと、タイムラグがあって、すぐには効果がでないでしょうけれど、必ず効果を実感する時がきます。
おおよそ3ヶ月ぐらいで少し実感できるかな~。人によるとは思いますが。
ゴルフの理論を教えてもらっただけでゴルフが上達することはないように、心の理解ができたからって、磨かれるわけではありません。磨かなければ、ただ知っているというだけです。ですから、実践をオススメします。また、自分にあった方法があるはずなので、上記にこだわる必要もありません。
とにかく、心は磨かなければ磨かれないということだけです。
心について書かれた書籍の中で、この本より素晴らしい本に私は出会っていません。紹介したくなくなるほど良い本です。本当に見つけた良いものって、隠したくなりますから。でも、良すぎるので紹介することにしました。