最近、とても気になることがあります。私と同じように感じている人もいると思います。それは、テレビ番組のほとんどが「食レポ」になっているという事実。
ある日、テレビをつけると食べ物を食べている芸能人の姿があったので、チャンネルを変えると、やっぱりおいしい食べ物の番組。興味がないのでまたチャンネルを変えると、旅番組かと思いきや、旅先のおいしいお店。もう、ニュース以外は全て「食」に関するものでした。それでテレビを消しました。
この現象について少し考えてみます。どんな現象であっても、それは入り口であって、深く潜っていくと色々なことが分かるものです。
食レポ番組
ダイエット番組が流行っている一方で、大食い番組をやっていたりします。健康食や粗食を絶賛する一方で、食品の値上がりに敏感に反応したりしています。もう、報道はハチャメチャですが、要は「食」に関する人々の関心が高いということでしょう。
私の個人的な意見を言うなら、それらの「食」に関してほとんど興味がありません。美味しい食は好きですが、何でもおいしく頂いています。だから、どこかのお店の何かがおいしかろうが、興味はないのです。まあ、近ければ行ってみようかな?ぐらいは思いますが、それも「食べること」を目的には出かけません。その場所に行くので、せっかくなのでぐらいな気持ちです。
しかし食レポ番組は本当に増えました。個人的には本当にどうでもいい番組ですが、視聴率が取れるのかもしれませんね。また、テレビ局の制作費の問題もあるのかもしれません。お店側もテレビで紹介されたら売り上げがあがるので、WinWinの関係なのでしょうね。そういう番組を楽しんで見ている人もたくさんいるので、そのことに関しては否定しません。ただ私が好きになれないというだけです。
では、ただ私が好きになれないからという理由で今回の記事を書いているのかというと、実はそうではありません。根深い問題が隠れているので、そのことを書くための布石として「食レポ番組は好きになれない」という事例を出してみました。
なぜ好きになれないのか・・・。
それは「食」よりも大切な事があるのではないかと思うからです。
人々が「食」にばかり興味を持つのは不自然だからです。
そもそも日本人は食べ過ぎている人が多いからです。
私もかつてはそうだったので、偉そうなことは言えませんが、本質的に食べ過ぎているということと、なぜ食べ過ぎているのかを説明することで、「食レポ番組が好きになれない理由」をお伝えします。
なぜ、食べ過ぎてしまうのか
食べ過ぎを考える前に、考えることがあります。それはどこからが食べ過ぎなのかという実質的な量や質の問題です。
現代の日本社会は3食が基本です。朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯。そしておやつなんかもあるので、4回ぐらい食べてるのかな?
これを歴史的に見ると、3食は最近です。昔は2食です。
海外に目を向けると、断食というのがある国や宗教もあります。
すると、現代社会の3食がそもそもすでに食べ過ぎで、人が生きていく上では2食で十分だということになります。でも現実的ではないので、朝ご飯と昼ご飯、夕食は軽めというのが落としどころのようですが、実際は朝ご飯をしっかり、昼ご飯をがっつり、夕食は豪華にという具合に、全ての機会で食べ過ぎています。3食でも食べ過ぎなのに、それぞれの食事全てを食べ過ぎているのです。
しかも、この「食べ過ぎてるからね!」ということは、全く話題になりません。理由はおそらく経済活動と密接に関係があるからでしょう。そんなに食べなくても大丈夫であるということをみんなが理解したら、食品は売れなくなりますから。
本題に入ります。
なぜ、食べ過ぎてしまうのか。
「ダイエット中です!」「頑張ってます!」「やせてきました!」
簡単に言うと、心に不満を抱えているからです。心にぽっかりと穴が空いていると、それを埋めるために食べ過ぎてしまうのです。これが無意識レベルで行われているので、本人にその自覚はありません。意識化できていないので、気づかないのです。
気づかないけど、心に不満があると「食」にどん欲になります。
だからダイエット番組は意味がありません。心の不満に目を向けず、食べたいのを我慢することや、健康を意識することを目指しているからです。根っこにある心の不満を解消しなければ、どうやったとしても「我慢」にしかならないのです。我慢してやせてもいいわけですが、我慢しているという単純な理由で「我慢したくない」というエネルギーを莫大にため込んでいく結果になります。
では、心の不満をなくすためにはどうすればよいのか。
①安心感を得ていること。
②愛され、感謝されていると感じること。
③その結果、人生には価値があると感じられること。
おおざっぱですが、このような感じかな?
食べ過ぎてしまうことと心の満足度は、完璧に連動しています。
心が満足していれば、食欲は正常に働きます。
心が満足していなければ、食欲は誤作動します。
食レポ番組が大流行ということはね、心が満足していない人たちに「食べたいでしょ?」「もっと見たいでしょう?」と言っているのです。あるいは「これを流せば視聴率とれるでしょ?」みたいな感じがして好きになれないのです。
日本の食糧自給率は低いです。外国に依存している状態です。
にもかかわらず、食の宝庫です。
今の日本で餓死したというニュースはほとんど聞きません。
しかし、世界に目を向ければ、食糧問題が深刻な発展途上国があります。
食品ロス問題を取り上げてみたり、大食いチャレンジをしてみたり、おいしいお店を紹介してみたりと、何度も言いますがハチャメチャです。
そのハチャメチャぶりは、つまるところ、人々の心がハチャメチャになっているというのが事実で、それを煽っているかのような食レポ番組の氾濫なのです。
うん?
やばいかな。
言い過ぎかも・・・。
でもまあ、個人的な意見ですから。
そして、私が一番伝えたいことは、「心が満たされたのなら、食欲は自然な形で正常に機能しますよ。」ということです。すると、ダイエットを頑張らなくても、身体は正常な状態になろうとします。その結果、ダイエット番組やダイエット商法は消滅しますから、やっぱり都合が悪いかな?