Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

感謝のコツ

 感謝することはとてもとても大切な事ですから「感謝のコツ」なんてタイトルをつけると、とたんに不遜な感じがします。でもあえてそんなタイトルにしてみました。「コツ」とは「ポイント」と言い換えることもできますが、要は技術です。真に自分の習性になるまではどうしても「技術」として体験していく必要があるのです。

 

感謝のコツ

 感謝のコツは、ずばり一言で表現すると「すでにあるものに感謝する」ということになります。そんなこと、わかりきっている人にはつまらない記事になるかもしれませんが、もう少しお付き合いください。

 実は、すでにあるものに感謝するというのは、大変難しい事なのです。

 なぜなら、すでにあるものを意識することが難しいからです。

 ないものは分かりやすいけど、あるものは分かりにくいという特性です。

 例えば、衣・食・住で考えてみると、よく分かると思います。

 着るものがない、食べる物がない、住むところがないという状態は、誰でもその状態を意識できますし、ないところから現れたら「なんとありがたいことか」と感謝できます。ところが、それが何不自由なくそろっているとき、それが当然な状態になったら、改めて感謝するということは難しくなります。

 水はどうでしょうか。

 これは、断水なんかになったら一気にクローズアップされます。

 空気はどうでしょうか。

 空気があってありがたいと言っている人は、まずいないでしょう。

 五体満足な人は、目が見えてありがたいと感謝するのは難しく、朝散歩している人は、世界が平和だから散歩もできるんだと感謝することはありません。

 ない状態だと気づけるのですが、ある状態に気づくのは難しいのです。

 ですから、すでにあるものに意識的に感謝する技術を磨くということです。それがコツで、コツが習性までに高まれば、常に感謝の状態になります。

 

感謝は喜ばれる

 感謝は簡単に言うと「ありがとう」です。

 この「ありがとう」という言葉は魔法の言葉なくらい大きな力を秘めています。ある書籍によれば、植物に「ありがとう」と言うと植物も元気になるらしく、さらにおいしい野菜を作っている農家さんのおいしくなる秘訣は「ありがとう」だという実践例も読んだことがあります。

 人は誰だって、誰かに喜んでもらいたいという本能をもっているので、感謝を通して誰かが喜ぶのが嬉しいというのは、全くもって理にかなっています。どうして喜んでもらえたら嬉しいのかは、理屈ではありません。人はそのように創られているのです。

「ああ、仕事めんどくさいけど、仕事があって有り難いな~」とか。

「もっと寝ていたいけど、起きれたということは生きているってことだな~」とか。

「お腹減ったけど、お腹が減ったというサインを身体はしっかりと教えるくらい身体は正常に機能してくれているんだな~」とか。

 ありとあらゆるところに感謝の場所があります。

 いつもいつも感謝し続けるのは難しいですが、ことある事に感謝の念を意識できると、世の中の見え方が変わるかもしれません。世の中の見え方が変わると、自分の周りの現象が変わるかもしれません。

 ・・・・しれません。・・・・しれません。・・・・しれません。

 すべて可能性のお話ですが、まあ、やってみると面白いことが起こるかもしれません。