Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

太陽と月と惑星

 現在は太陽暦です。でも昔は太陰暦。

 これは一体何なのかということを解説することで、日常生活に活かすことができますので、お裾分けです。今回の記事の内容は以下の通りです。

1 太陽と月が人に及ぼす影響

2 太陰暦から太陽暦に変わった影響

3 惑星としての地球

4 生活へ活かす

 普段はほとんど意識することはないでしょうから、ほんの少しでも意識できると、全然変わりますよー。

 

1 太陽と月が人に及ぼす影響

 最初に大切な大前提を1つ。

 人は自然物だということを念頭に置いてください。

 あらゆる動植物と同様に、人もまた自然物で、自然の仲間であるということ。

 太陽と月は、あらゆる自然に影響を与えています。

 その最たる物は「水」です。

 地球は「水の惑星」と表現することがあるように、水が巡回することで生命が維持されています。太陽で温められて水蒸気となり、雨となって降り注ぐみたいな循環を思い出せばすぐに分かります。では、月はどうかと言いますと、「潮の満ち引き現象」を起こしています。本当は太陽と月の関係で潮の満ち引きが起こるのですが、月の方が引力があるので、今回は次のような側面に焦点を当てます。

 ①太陽は「降り注ぐ」ことで水の循環を生み出す。

 ②月は「引力」で水に影響を与える。

 つまり、太陽は「与え」、月は「吸う」ぐらいのイメージを持っていただけると分かりやすいかな?と思うわけです。呼吸みたいなものです。

 そして人の身体の70%以上は水分ですから、当然のことながら、太陽も月も人に莫大な影響を与えるという理解でいいと思います。自分の生活で思い返してみると、誰でも納得するのではないでしょうか。

・夜寝るのと、昼寝るのでは、同じ時間でも疲れの取れ方が違う。

・朝の散歩と夜の散歩では感覚が違う。

・太陽と月の光を感じたときのリラックス効果が違う。 ・・・等々。

 

2 太陰暦から太陽暦に変わった影響

 昔は太陰暦です。マヤ歴とも言うそうですが、要は月の満ち欠けによる暦です。詳しいことは省略しますが、一ヶ月の周期がだいたい29日間ぐらいで、太陽暦よりも少し短いです。そのため、4年に一度、13月まである「うるう年」というのがあったのだとググったら出てきます。

 それで、どうして「太陰暦」で過ごしていた人類が、「太陽暦」というものに変更したのかということになります。表向きな理由としては「便利さ」や「分かりやすさ」みたいなものが出てきますが、もっとよく調べてみると、かなり複雑なことが分かります。政治的なことや宗教的なことも絡んできますので、興味を持った人は是非、調べてみてくださいね。今回の記事では省略します。

 

 さて、ここでお伝えしたい論理的思考は以下の通りです。

1 人の身体の70%は水分であり、人は自然物の仲間である。

2 月が水に与える影響が海水レベル。人にも当然、影響を与えている。

3 月を中心とした太陰暦から太陽中心の太陽暦に変わってしまった。

4 その結果、どうなったのか・・・。

 

 人は月の影響を受けます。太陽もありますが、月の方が近いので・・・。

 ということで、月と共に生きている方が自然だったということになります。

 つまり、太陽暦への変更により、人の生活そのものが、自然とかけ離れてしまったということ。

 

3 惑星としての地球

 太陽の周りを地球は回っています。その仲間に「水星」や「金星」などがあり、「地球」を含めたそれらが「惑星」で、地球の周りを回っている月が「衛星」ということは、ごく基本的な知識になります(見たことはないので、あくまで知識としてですが・・・)。

 この太陽系は銀河系の一部で、銀河系は他の系の仲間になり、宇宙全体の一部です。・・・という具合に、宇宙は果てしなく大きくなります。人知では理解は不可能です。不可能なのですが、身近な事象を様々な角度から検証した賢い人たちが導き出した結論によれば、それら全ては繋がっていて、影響しあっているということです。

 星座占いというのがありますが、それは自分が生まれたときの夜空にどのような星があったのかということを根拠にしています。つまり、遠く離れた星々は「人が生まれたときに影響を与えていますよ。」ということです。

 細木数子さんの六星占術は、生まれた年と生まれた月日を元に占います。その六星占術は、もっと古い教えをいくつか合わせて作られています(何だったかは忘れました・・・)。つまり、月や星々から地球は影響を受け、人々は夜に顔を向ける宇宙空間というものから、めちゃめちゃ影響されまくっているということになります。

 

4 生活に活かす

 ややこしい理論は省略します。

 ごくごく簡単に「太陽は降り注ぎ、月は吸収する」と覚えてください。

 すると、どのように生活すると役立つのかと言うことが分かります。

 その一例をご紹介します。

 

・夜、しっかりと睡眠時間をとりましょう。

・心がモヤモヤしているときは、月を見たり、夜の散歩をしましょう。

・満月の日は、引力が最大なので、積極的に月見をしましょう。

・できれば月の満ち欠けが書いてあるカレンダーを使いましょう。

 

・元気な時は、天気のいい日に外に出ましょう。

・少なくても、一日一度は家から出ましょう。

・良い水を飲みましょう。

・太陽の光をたくさん浴びている物を食べましょう。

・日照時間は太陽が降り注ぐ時間ですから、季節によって活動時間を変更させましょう。

・要は、日中は活動し、日没後はゆったりしましょう。

 

・究極的には、「人の生活を自然に」合わせましょう。

 

 現代社会は太陽暦で、一日は24時間です。しかし、それらは人があとから作ったものであり、自然からは微妙にずれています。そして、コンビニの普及や便利さを求めすぎた生活様式により、人はどんどん自然から離れていっています。

 しかし、人は自然物の仲間ですから、そのような生活を続けていれば、当然ながら負担が積み重なります。ですから、現代社会で生きている我々が、暦や時間によって活動するのは仕方がないとしても、せめて自分にできる範囲で自然の生活サイクルを意識してみることをお勧めします。

 人があとから作ったルールではなく、そもそも存在していた自然サイクルというものに合わせることによって、人のもつ本来の力が癒され、力が発揮されるのです。