以前、健康シリーズを書いて、一応終了したわけですが、健康の秘訣はまだまだたくさんありますので、続編を書くことにしました。「健康第一」という言葉があるように、健康であることによって、人は様々な活動ができるわけですから、ひとつでもふたつでも、できそうなことがあったらやってみてください。
1 部屋の重要性について
家や部屋というのは、少なく見積もっても、人生の1/3ぐらいの時間を過ごします(寝る時間もあるので・・・)。その部屋が素敵で、居心地が良いということは、様々な良い効果に繋がりますので、軽く紹介します。
①リラックスできる。
交感神経と副交感神経のお話になりますが、安眠にも繋がっています。つまりは、質の良い睡眠時間の確保です。
②楽しい。
感情の中の「快」を感じる事で、身体のなんらかのホルモンが分泌されて、幸せ気分になります。
③心地よい。
自分にとって心地よいのなら、誰か客人を招き入れることも可能でしょう。コミュニケーションの場としても活躍します。
④やる気が出る。
お部屋中からエネルギーが溢れているため、やる気エネルギーも増します。
⑤活動時間が増える。
整理整頓がなされている場合、何をやるにも道具の管理がしっかりしているため、すぐに取りかかることができます。
ちなみに、自分のお家やお部屋が、本当に素敵かどうかが分かるバロメーターがありますので、紹介します。
「もし、本当に素敵なお家やお部屋なら、出かけたくなるし、帰りたくなる。」
お出かけしたくなるけれども、お出かけしたらお家に帰りたくもなるという状態。これが起きているのなら、あなたのお家やお部屋は完璧です。
2 空気交換をしましょう
外気には、様々なエネルギーが充満しています。
天気の良い日でも雨上がりの日でも、外に出て深呼吸したら気持ちがよくありませんか? それは、外気のもつ生命力のようなものを体内に取り入れているからです。
ヨガとか座禅とか、昔からある健康法は「呼吸」というものを大切にしています。多くの人が、呼吸を「酸素を取り入れるための行為」としてだけしか認識していませんが、実は生命力のようなエネルギーも取り入れているのです。
最近の新築のお家は、気密性が高いため、積極的に窓を開けないと空気が流れてくれません。また、人が住んでいない家は劣化が早く進むという現象を考えてみても、空気が流れないことで、悪影響があるということが分かるでしょう。
私が昔住んでいた実家は、気密性という言葉を知らないくらい窓際からすーすーと風が入ってきていました。しかも、冬なのに時々、かーちゃんが「空気交換するよ。」と言って窓を開けるので「さぶー、さぶいって!」なんて文句すら言っていたものですが、今考えてみると、大変理にかなった行為でした。寒さと温かさを定期的に感じるということも大切なので・・・。
3 健康によいお部屋にするための5選
ここまで読んでいただいたなら、お伝えしたいことは終わりなんですが、ついでですので、健康に良いお部屋にするために、最低限必要な5つについても、私の考えをお伝えします。
ただし、私の考えでは・・・ということですので、それが絶対というわけではありません。「・・・確かにそうだね。」と、納得できたらやってみることをお勧めします。また、もう既にやっているという人は、自分がやっていることはやっぱりOKすぎるのね!と嬉しくなるかもしれませんね。
第1点目 とにかく、整理整頓をする。
上の写真はやりすぎです。ただ何もないだけです。
これだと、良い部屋とはなりません。だって、いても楽しくありませんし、私がお邪魔したら「何も・・・ないんですけど・・・。」と悲しい気持ちになりますから。
あくまで、物や道具があるのに、整理整頓がなされているということです。
家庭訪問などでお家にお邪魔したとき、あまりに綺麗過ぎる場合、私は危険と感じます。世間一般的には「子育てをしているのに、どうしてこんなにキレイにできるの?」と絶賛されるかもしれませんが、私は「子どもの生活のにおいがしない・・・」と解釈します。子どもが生き生きしているのなら、ある程度散らかっていて、ある程度片づいている状態が良い状態です。これは経験から言えます。
第2点目 整理整頓ができたら掃除をすること。
これも当たり前なんですけど、整理整頓ができたとしても、埃まみれだと落ち着きませんし、空気がどんどん淀んできます。定期的な掃除機や拭き掃除は必須でしょうね。ちなみに、窓はたまに拭くことを意識しましょう。なぜなら、太陽の光がたくさん入るからです。あと、意外とカーテンは一生そこに掛かっていると思っている人もいますので、半年に一度くらいはカーテンの洗濯もお勧めです。かなり埃を吸っていますから。
あ、ついでに思い出しましたが、布団もね。天気の良い日は天日干しを・・・。
第3点目 植物を置きましょう。
ワンダーランドみたいに、ジャングルのように置きまくってはいけません。
なんでもやり過ぎたら駄目です。
さりげなく置くぐらい。
ひとつもないのなら、とりあえず、小さくてもいいからひとつ置く。
部屋に緑がさりげなくあるというのは、オシャレですし、目の保養にもなります。そして、部屋の空気が悪ければ、植物は人間よりも敏感に察知して、状態が悪くなります。これはペットでも同じです。部屋の空気感が悪ければ、小動物はストレスを感じて、自分の毛をむしったり、早死にします。
植物は、定期的に水をあげたりする必要がありますので、育てている感や愛情を注ぐことができます。実は、こういう些細なことも健康には良いのです。
第4点目 冷蔵庫をチェックしましょう。
例えばもし、上のような素敵なキッチンなのに、冷蔵庫の中がぐちゃぐちゃで、腐った物とかが入っていたらどう思いますか?
うへーってなりません?
ギャップがすごいですからね。部屋が汚くて、冷蔵庫も汚いのなら、まだ想定内ですから、驚きも少ないでしょう。やっぱりね・・・ぐらい。
でも、キッチンは整っているのに、冷蔵庫の中がワンダーランドという状態は、「見えないところはどうだってよし!」という生き方そのものが垣間見えるようで、好きにならないでしょう。
そして、食品に対する愛情が薄すぎるので、健康に必須である食事がおろそかになっていますから、5選のひとつに加えてみました。
第5点目 テレビを消しましょう
最後は、少し強調して言ってもよいくらいです。
基本的にテレビを消しておくことです。
テレビはあってもいいし、見てもかまわないのですが、ずっとつけっぱなしは害がありますぎます。その理由を書くとなれば、ここからさらに6000字ぐらい必要なので、今回は扱いませんが、とにかく、素敵なお部屋にするのなら、テレビは基本的に消しておくことです。一円もお金がかかりませんから、お勧めです。
以上、5選を書きました。
①整理整頓すべし
②掃除は基本
③植物は素敵
④冷蔵庫は宝の山
⑤テレビ不要論
本当は、まだまだあるのですが、今回お勧めした5選は、植物以外はお金がかかりませんから、誰でもできます。植物だって、安い物なら千円しません。できそうなことがあったらやってみてください。
まとめ
結局ね、健康に良いお家やお部屋というのは、人が手入れをしないと出来ないのです。一度作ったら終わりということではなく、毎日のお手入れが必要だと言うことになります。
それはつまり、健康というのは、部屋に限らず、日々のお手入れ、メンテナンスが必須なのであって、そこをサボるのなら、健康という状態は手に入りにくいのです。めんどくさいなーと思ってもかまわないのですが、もしめんどくさいのなら、その分野から得られる恩恵を放棄するということになります。
ですから「できそうなところから」がお勧めです。
いきなり全部は無理でも、ひとつでもやってみて、身体の健康を感じられたのなら、興味が広がって、色々とやるようになるかもしれませんから。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
春の陽気が感じられる季節になってきました。
春の空気は、生命の息吹が感じられます。