「人間関係について」
あなたの周りに、いつも不平・不満を放出している人はいませんか? あるいは、自分自身がそうだという人もいるでしょう。 不平や不満は百害あって一利ぐらいはあります。 でもその一利ですら、副作用として人間関係の悪化を招くことでしょう。 今回の記事は…
昨日は送別会でした。コロナが一段落したようで、ようやくそのような会を気兼ねなく開けるようになりました。 送別会とは、お別れする職員に感謝の気持ちを伝えるべく開かれる会です。 ですから、その作法について、少し思うことがあって書くことにします。 …
誰に話すのかによって、話す内容というものは変える必要があります。 人は社会的な生き物で、人間関係がつきものですから、役に立つと思います。 話の聞き方で人が分かる 教師という職業は、子ども達に話を聞かせることが日常的にあります。 何かを教えると…
褒めるのって・・・実は難しいです。 褒められたら嬉しい人はたくさんいますが、褒めるのが得意な人は意外と少ないです。少ないのは、難しいからです。 需要はたくさんあるのに・・・・・供給が少ない。 だから、褒め上手になりましょうというお誘い記事です。 1 な…
「学校力」とか「チーム○○小学校」とか、数年前から随分と騒がしい現場ですが、要は教師間で意思統一・共通理解をして協力していきましょうというスローガンです。言葉が美しいです。しかし、美しすぎる状態になると、本質的に怪しいと思って間違いないでし…
一緒にいると癒される人と疲れちゃう人がいます。癒される人とは一緒にいたいですね。でも、それは他力本願であり、癒し効果のある人が近くにいればよいでしょうけれども、都合よく現れてはくれませんし、ずっと一緒にいることは色々な意味で難しいでしょう…
学級懇談会や面談などで、私は「親子でたくさん会話してください。」と勧めます。コミュニケーションのひとつである会話を勧める理由はたくさんありますが、実は会話していると思っていてもしていない場合が多いので、私は会話を強調しています。 今回のテー…
高校生の頃、部活動で必要だったのでウエイトトレーニングをしていました。大学生のころも、社会人になってもやり続け、約30年間に渡ってウエイトトレーニングをしてきた経験から言える「あるある」をご紹介します。 ウエイトトレーニングをやったことのある…
私個人の事を言えば、私は良い教師であり、同時に悪い教師であるみたいです。もう少し分かりやすく言えば、2通りの言い方があります。 ある人にとっては私は良い教師であり、ある人にとっては私は悪い教師であるという違う人物から見た言い方。 もう一つは…
物を買うと所有できます。所有とは自分の物ということです。よくよく考えてみれば、物であっても所有できるということはないのですが、一時的にではあっても「自分の物」みたいな感じにはなれます。しかし、絶対に所有などできっこないことについて、ごくご…
カウンセリングは傾聴を基本としています。ロジャーズという人が、共感的理解という理論を立て、来談者中心という考え方が基本路線となっています(うる覚えですが)。難しい理論は横に置いておくことにして、簡単に言うと「話を聴く」ということに集約され…
あるテレビ番組で「結婚はコスパがいいからしようと考えている」と言っている若い女性の特集があり、視聴させてもらいました。「恋愛は必要ない」とか「イケメンとか私には分からない」とも言っていました。色々と間違えていますが、きっと世の中にはこのよ…
「真面目な人」と「不真面目な人」がいると、多くの人は言うけれども、本当でしょうか? その2者はくっきりと分かれれているのでしょうか。 少し考えてみればすぐに分かりますが、くっきりとは分かれてなどいません。真面目な面もあるが不真面目な面もある、…
親が子どもの心配をするのは当然のことで、子どもが何歳になっても親は心配するものです。これを否定するつもりは毛頭ありません。随分前に「心配」についての記事を書きましたが、心配は動機によって変わるのです。 その動機とは「愛」から生まれし心配なの…
八方美人は、だれでも良い顔をする人のことで、大抵は批判的な言葉として浸透しています。四方美人なら抜け道がありますから、まだ良さそうですけどね。十六方美人ならさらに大変そう・・・。 最近の子ども達や、若い人との面談で感じるのは、この八方美人とい…
よく「運命」とか「宿命」とかいう言葉を耳にします。この2つはよく混同し、良くも悪くも、自分の力ではどうすることも出来ないものとして扱われ気味です。「こうなる運命だった」と言えば、それは否定的に扱われ、「運命の人との出会い」と言えば肯定的に扱…
(2019.11.07の記事をリライト) 同じように育てたはずなのに、きょうだいで全く違う性格になってしまうことは、よくあります。よくあるというか、それが当然、自然、当たり前でしょう。逆に、似ているというのは不自然です。もしもとてつもなく似ているのなら…
随分前の話になりますが、今の時代は「告白」は漫画の世界だという情報を20代の若手教員から聞いたことがありました。スマホとラインの普及により、直接告白されるということはほぼ消滅しているということで、昭和生まれの私にとっては耳を疑う内容でした。…
ここ1週間ほど、ブログという表現ツールに真剣に向き合いながら、少しずつ理解が進んできています。そうして分かった事は「簡単じゃなかった」ということと、「他のブログはすごい」ということです。 「簡単じゃなかった」という詳細については関連記事をリ…
新学期が始まり、1週間が過ぎました(5年生)。 昨年度は、担任の先生とあまりうまくいっていなかったらしく、先生と児童、そして児童同士のトラブルも多発し、様々な理由をつけて保健室に逃げ込む子もいたそうです。 新しい学級を受け持つと、必ず前年度…
「今朝から頭とお腹が痛いので早退することにするので、私の所属する分掌部会は欠席してもいいですか?」と、職員室の同僚がやってきました。 「それは別にかまわないけど、頭とお腹が痛いんだね。・・・それは・・・」 「悪霊ですか?」 「まあ、悪霊だろう…
アドラー心理学では、悩みごとの全ては対人関係であると言っています。 例えそうは見えなくても、奥深くをのぞき込んでいくと、必ず対人関係に行き着くと言っています。私も自分で考えてみた結果、どうもそれで良さそうだという結論です。 さて、その悩みの…
「ストーカーって怖いね」と、ドラマを見て思いました。 ドラマの中では、もう、どうしようもないくらいつきまとっています。 これが、現実に起きたらどうしよう・・・。 まあ、そんなにつきまとわれることもないんですけどね。 でも、怖かったので、ストー…
職員室には様々な人がいます。みんな同じ「教師」ではありますが、みんな違います。その違いは教室にも自分の机にも表現されています。 今回のお話は、職員室の机です。物が散乱している人もいれば、きちんと整理整頓されている人もいます。ちなみに、私はそ…
コミュニケーションを発生させる道具の1つが「言葉」です。 当たり前のようですが、読み落としがあるといけないので強調します。 コミュニケーションを発生させる道具の1つが「言葉」です。 「言葉」は道具の1つに過ぎないということなんです。 では、他…
温泉街の一角の古びたお店、何が売っているのかな~と覗くと、たくさんの石がおいてありました。クリスタル、エメラルド、アメイジングなどなど。 石には詳しくない私にとっては、何が何だかわかりません。 中には汚らしい石もあるし、水晶のように丸く加工…
色々ありまして、熊の木彫りに興味をもちました。 ちなみに、熊の木彫りは北海道のお土産品として、かなり売れた時期があるらしく、昔の家にはたいてい一匹ぐらいいました。 ある日、温泉街のお土産コーナーで熊の木彫りを見ながら、彫り師さんとお話をして…
いよいよ最後です。30年来の友達のことを紹介する最後のページですので、なんとなく寂しいような・・・・。夕食を食べ、お風呂に入り、ちょっと仮眠したので、気合いが入っています。さあ、はじめましょうか。 「吃音」が出そうなときの対処方法 自分がそう…
「吃音」という解明されていない現象 さて、中編では「吃音」とは何なのかを詳しく説明します。知識として知っておいて損はありませんから。まず最初に知っておいてほしいことは4つあります。 1つ目は、「吃音」になる原因は解明されていないということで…
教師でありたいのなら、知っておくべきことの1つに「吃音」があります。 ある一定の割合でいます。昔からいますし、今もいます。 ただ、本人は隠そうとするので、分かりにくいかもしれませんが、教師を続けていくと必ず出会いますし、長くつきあうと気付き…