Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

がんばれる理由

がんばれる


 先日、ニュースを見てましたら、大阪府の新型コロナウイルスに関する施策について報道されていました。私は知事の言葉と表情と目を見ていたのですが、エネルギーが溢れ、人を惹きつける魅力を感じました。これほど大変なのに、どうしてがんばれるのか? そんなことを考えてみました。

 

がんばれるエネルギーが生まれる場所

 まずはじめに、がんばれるためにはエネルギーが必要であるという前提から考えてみます。エネルギーがなければ出しようがありませんから。

 そのエネルギーは、心から生まれます。肉体ではありません。

 もちろん、肉体的に弱っていれば、活動的にはなれないかもしれませんが、大きな病気を抱えていても、溢れんばかりのエネルギーを持っている人もいます。活動できないからがんばれないということは言えないでしょう。

 ですから、がんばれるためのエネルギーは「心」が生み出しているということになります。これは自分自身の経験から考えてみても間違いないでしょう。心が晴れやかだと軽やかに活動でき、反対に暗い気持ちになると何もやる気がなくなる。肉体的には健康であったとしてもです。

 

 では次に、心で生まれるこのエネルギーはどのように充電されるのでしょうか。

 もっとも優れた充電方法は、自分自身で充電できるという状態です。

 他力ではなく自力で充電できる力。つまり完全なる自立です。

 自家発電能力があれば、他から充電されなくても大丈夫なのですから、自分の都合で常に充電できるということになります。

 しかし、これは相当難しいでしょう。人間としての成熟が必須ですから、並大抵の努力では到達できない領域です。

 ですから、次に優れた充電方法を採用します。

 それは、人に応援されることによる充電です。

 大阪府の吉村知事は、大阪府民から応援されています。みんなに感謝されています。絶賛されています。メディアも賞賛しているので、応援されまくっています。

 そんなに応援されたら、元気になる以外の道はないでしょう。

 1人に応援されるだけでも、人は元気になるのですから、それが大勢の人たちから応援されたら、すさまじいエネルギーが充電されるでしょう。

 北海道の鈴木知事も応援されています。

 おそらく、他県の知事たちも応援され、感謝されています。

 私がここで言いたいことは、応援されるとがんばれるエネルギーが充電されるのだから、みんなで応援し、感謝の気持ちを伝えられれば、大変な仕事をしている人もがんばれるし、そのがんばっている姿を見た我々もまた、がんばれるようになるということです。

 

「応援」と「感謝」は人にエネルギーを与え

「心配」と「不満」は人からエネルギーを奪います。

(心配については、別の記事を参照してください)

 

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がんばれなくなる理由も同じ

 私の個人的な考えでは、今回の新型コロナウイルス対策で、最も尽力しているのは首相です。日本の方針を打ち立てるという規模の大きさに加え、国民全員という数を相手にし、さらに政治家達の意見をどこかでまとめて方向を定める最終責任者だからです。私は心から応援していますが、都道府県知事のようなエネルギーを感じなくなってきました。

 

 がんばれる理由に照らして考えてみれば、国民の応援と感謝が知事と比べると低いことに原因があるように思うのです。メディアはすぐに支持率を持ち出し、世論という操作された情報であおり、なかなか感謝しようとしない風潮を作り出しています。

 首相のテレビでの演説を聴いて、私は「どうしてこれほどまでに疲れているように見えるのに、これほどまでにがんばれるのだろうか?」と、人としての心の強さを感じざるを得ません。緊急事態宣言、一律10万円給付、自粛要請、医療機関への配慮などの施策決定。それだけでなく、同時に外交や通常業務などもあることでしょう。他の人にこれらのことを同時にこなせるとは思えません。

 

 批判は、政権与党としての宿命かもしれませんが、首相というのは、もっと応援される存在だと思うのです。そもそも、その与党を決めたのは国民なんですし。

 各都道府県知事は、各都道府県民にとっての代表ですから応援されやすい一面はあると思います。でも、そうやって考えれば、首相は日本の代表です。日本国民の代表なんですから、日本人にとって身内です。感謝と応援で元気になってもらいたいと私は思うのです。

 

自分ががんばれる時

 私は教師ですから、子ども達のために様々なことを考えて取り組んでいます。

 感謝や応援をされたこともありますし、批判されたこともあります。

 批判されるのは、もちろん理由がありますから、そのまま受け取り、反省するべき所はし、改善するべきところはします。ですから、批判そのものは嫌う必要などなく、自分の成長のためには必要です。

 でも、自分がとてもがんばってやっていたときに、いくつかの誤解が介在して、わかり得なかった結果による批判や否定が起きたとき、がんばれるエネルギーが著しく低下してしまいます。

 自分ががんばっていなかったのなら、そもそもエネルギーを出していなかったので軽傷です。ただ反省するのみです。

 逆に、いくら大変で心も身体も疲れ切ったとしても、感謝や応援のメッセージが届くと、自分でも信じられないくらいにがんばれるのです。

 

 だから私は「応援する自分」でありたいと願っています。