Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の27年間の実践理論

健康の秘訣 第9回 ~アレルギーをどう解釈するか~

 アレルギー体質があると「食べられるものが制限されてかわいそう。」と大抵は思うようですが、それは解釈のひとつに過ぎません。「食べられない」ということは「食べなくてすんでいる。」という解釈があるからです。そして、我が子にアレルギーがあり、そこに真剣に向き合った親なら、食に関する大いなる気づきが芽生えることになります。今回はそんな記事です。健康シリーズの記事は長くなりがちですが、今回は短めに終わるので、最後までお付き合いください。

1 食べ物アレルギーとは何か

 お茶アレルギーってあるのかな?

 野菜アレルギーは?

 おおよそ身体に良い物とされるものでアレルギーってあるのでしょうか。

 詳しくは調べていませんが、おそらくないでしょう。

 もしあるとすれば、それは不自然な物が混ざっているからです。

 

 アレルギーで多いのは、私の理解によれば「牛乳」「小麦」「卵」が三大アレルギーです。ということは、この3つは本質的に身体に良くないと考えるのが自然です。なぜかというと、昔の日本食にはないからであり、最も理想的な食事は昔の日本食だからです。ただし、卵に関しては有精卵だったり、餌に気をつけている平飼いなら大丈夫でしょう。牛乳も同じく絞りたてで加熱していないなら問題ありません。そして小麦は、現代社会では、どうやっても難しいのが現状です。

 

 さて、アレルギーがある子は、食べられるものが少ないです。

 アレルギーの程度にもよりますが、ひどい場合は、普通にスーパーなどで買った物はほぼ全て駄目ということもあります。

 しかし、これを「かわいそうだ」と見るのではなく、「食べなくてすんでいる」と見る方が事実としては理にかなっています。

 というのは、私は職業上、アレルギー体質が強い子も見てきました。

 そういう子は給食で別メニューになることもありますが、程度がひどい場合は給食では対応しきれないのでお弁当持参です。

 で、ここからが大切なんですが、そう言う子は「元気」なんです。

 変な物を食べていないから当然と言えば当然なんですが「元気」なんです。

 これは事実ですから、認める方が簡単です。

 反論する理由を見つける方が難しいです。

 

 つまり、アレルギー体質のおかげで、変な物を摂取しなくてすんでいるということで、家族がこれに関われば、家族中の食を見直すきっかけにもなるのです。

 

 食べ物アレルギーとは、不自然な食べ物を身体が受け付けなくしている防衛反応であるというのが私の至った結論です。ですから、かわいそうな状態ではなく、完璧に良い状態です。

 

2 人は雑食ではありません

 人はなんでも食べます。野菜はもちろんですが、穀物もお肉も食べます。

 あらゆる動物の中で、これほど何でも食べる生き物はいません。

 大抵の動物は、食べるものが限られています。そして単品です。

 人だけがなんでも食べちゃうのです。

 その結果、人は雑食だと思われがちですが違います。人に合った食べ物もまた、存在しています。

 結論を言いますと、人の主食は果物です。チンパンジーと同じです。それから野菜や穀物ぐらいまででしょう。かろうじて魚かな。海藻類やきのこ関連もOKですが、主食は果物です。

 そのため、食事療養よりもハイレベルなナチュラル・ハイジーンの分野では、朝食は果物を勧めています。ただし、果物ばかりだと、それはそれで問題があるので、野菜が中心になっています。

 すると、肉を食べないで大きな身体にならないのでは?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、これも大丈夫です。大きな身体にきちんとなります。要はタンパク質の話だと思いますが、野菜にもタンパク質はありますし、豆類は豊富です。

 そして、さらにつけ加えるなら、食べたものを消化吸収するための「酵素」が最重要です。この酵素がなければ、何を食べても無駄です。毒にしかなりません。

 例えば、あの身体の大きなパンダちゃんは、草しか食べていません。なのにあのふくよかな身体は、草を酵素で分解して必要なエネルギーに変換しているからです。

 牛も同様です。出荷するために穀物を餌として与えてはいますが、そもそもは牧草を食べて4つもある胃で消化して、あの大きな身体を作っているのですから、酵素が重要だと言うことが分かると思います。

 私が担任している子に、肉をほとんど食べない子がいますが、クラスで一番大きいです。だから、肉を食べたら身体が大きくなるというのは、肉をたくさん売るための方便にすぎません。まあ、美味しいんですけどね。

 

3 まとめ

 短く終わらせようとしましたが、すでに2000字を越えそうです。

 まとめます。

 アレルギーは問題ありません。

 問題はむしろ、変なものを食べても大丈夫な身体であり、変な食べ物に気づけないことです。

 もし「なるほどね!」と納得していただけたら、食べ物アレルギーをもつの子の見方が変わるばかりか、自身の食生活を見直してみるきっかけになることでしょう。