(2020.4.21 加筆・修正 + イラスト追加に挑戦)
アインシュタイン博士が提唱した相対性理論は、そもそも時間と空間のことなので、タイトルの「時間の相対性理論」は、アインシュタイン博士が提唱した通りなのですが、少し違った視点で分かった事を書いてみます。
※「いらすとや」というサイト様から、初めてイラストを使わせてもらいます。
アインシュタインのイラストです。絵だとかわいい。
それは、何かというと、当たり前のことですが、「楽しい時間はあっという間に過ぎていく」という相対性についてです。逆に「つまらない時間は長く感じる」ということも経験上分かるでしょう。
さて、このことについて、もう少し深く追求してみます。
医学博士のディーパック・チョプラ氏によると、人間の細胞は60兆とも80兆ともあるとされ(どっちだっけな~)、それらの人間の細胞はすべて意志があるということなのです。そして、人間の細胞は、その人の思考に正確に反応するようです。
そうすると、いつも楽しい時間を過ごしている人は、そうでない人よりも、時間を短く感ながら生きているのですから、細胞もそのように反応するということになります。
その結果、いつまでも若々しくいられるという論になります。
また、斉藤ひとりさんという本をたくさん出している有名な方は、自分は28歳だと決めたら、そのようになるとも言っています。私はお会いしたことはありませんが、お弟子さんの書籍には、ひとりさんが前よりも若返っているように見えることを記しています。これもまた、細胞には意志があるという証拠になります。
以上のことが真実だとすれば、世の中にいる実年齢以上の若さを保っている人たちの生き方にも納得がいきます。
若さを保っている人たちは、もちろん、食事や睡眠、運動や美容など、さまざまなことをしているのでしょうけれども、そられは生き生きとしたエネルギーがなければやろうという気持ちにさえなれません。だから、そもそも実践をしている段階で人生を楽しんでいると言えるでしょう。
そして、楽しい時間になるのか、つまらない時間になるのかは、一部の例外を除いて、自分で決めることが出来ます。
私が授業をして、自分でも手応えを感じるとき、子ども達から
「もう終わったの?」
「早く感じた」
といった声を聞くことがあります(逆もあります)。
同じ45分間でも、楽しければ短く感じ、つまらなければ長く感じる。
こういった現象は誰にでも経験がありますね。
しかし、私の授業が楽しくても楽しくなくても、子ども達にとっては他力です。
他力というのは、自分の力ではないということです。
他力本願というのは、自分の感じ方を他者にゆだねているということです。
若さを保つ秘訣(まとめ)
他力ではなく、自力で楽しめるようになれば、時間を短く感じるのですから、若くいられます。
しかも、楽しいのですから、良いことだらけでしょう。
では、どうすれば「楽しい時間」に感じられるようになるのか。
それは、自分で楽しもうとすることでしょうね。
子ども達を見ていて、よく感じるのは、「つまらない」と言っている子は、たいていの場合、楽しもうとしていません。「つまらない」と自分で決めています。
どんなにつまらないということであっても、楽しいことを見つけようとすれば見つけられます。
※どうしてもできないときもありますが・・・・。
私は子ども達に、他力ではなく、自力で「楽しい時間」を作り出せる人になってほしいので、そのような視点をもった働きかけをしていくことにしています。
※事例が子ども達ですが、大人でも理論は同じでよいでしょう。
そもそも、若い子ども達が「若くありたい」とは思いませんから・・・・。