Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

言霊④ 「山岡家のお客さん」

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 上のチビ姫(5年生)が、お昼ご飯に山岡屋さんのラーメン、具体的には「お子様ランチセット」を食べたいというので、下のチビ姫(4歳)を連れて3人で行ってきました。山岡屋さんのラーメン、個人的にはとても好きなのですが、賛否が分かれるようで、お母さんは違うラーメン屋さんの方に行きたがります。私の個人的な感覚としては、男性受けするラーメン屋さんが「山岡家さん」なのではないでしょうか。

 

 言霊 ~言葉に宿るもの~

 言葉には心や思いみたいなものが宿ります。それを言霊と言うのですが、言葉そのものが周りに与える影響は計り知れず、言葉そのものにエネルギーが宿ります。ですから、どのように使うのかということが大切になります。

 

 さて、山岡家さんに到着したチビ姫は、嬉しそうに店内へ入ります。

 そして、入り口付近のガチャポンをすぐに見つけ、下のチビ姫(4歳)が

「ガチャガチャだ! やりたーい!」

 と、それはもう嬉しそうに、大声で叫びました。

 店内は、ちょうど昼時ということもあって、たくさんのお客さんがいました。さぞ迷惑だろうと一瞬焦りましたが、どのお客さんも笑顔です。チビ姫が無邪気にガチャポンを見てはしゃいでいるのを楽しそうに見ているのです。

「ガチャガチャ、できる?」

 と聞くチビ姫に

「注文してからね。」

 と諭します。山岡家さんの「お子様ランチ」を注文すると、ガチャポンのコインが1枚もらえるのです。券売機でお子様ランチを2つと、自分の食べるラーメンの券を買い、席に座ると店員さんが来てくれました。その間も、下のチビ姫は

「もう、ガチャガチャできる?」とわくわくしていて微笑ましかったです。注文を取りに来た店員さんも、はしゃいでいるチビ姫を見て、なんだか笑っているようにも見えました。

 私は券を渡し、そういえばサービス券が溜まってたなと思って財布を見ると、この日の分を含めてちょうど5枚あったので、餃子無料サービスに使用しました。

 すると、上のチビ姫(5年生)が

「えっ、餃子? やったー。餃子大好き!」と嬉しそうに言います。

 

 少しすると、店員さんが先にガチャポン用のコインを持って来てくれました。

 当然ですが、ちび姫達は大喜びなんですが、店員さんも嬉しそうです。

 早速姉妹でガチャポンに向かいます。

 店内のお客さん達も、楽しそうに見ていました。

 

 ガチャポン付近から、子ども達のはしゃぎ声が聞こえてきます。

 そして、手に入れた景品を持って、席に戻ってきました。

 すると、上の娘が

「とーちゃん、山岡家さんの冷凍餃子が12個も入って、330円ってポスターあったよ。」というので、「知っているよ。」と伝えましたら、「だって、普通に注文したら餃子が6個で360円なのに、12個も入って330円なんだよ。すごくない?」と驚いているのです。

「店内で食べるのとお家で食べるのは違うからね。買っていきたいの?」

「うん。うちの餃子もおいしいけど、山岡家さんの餃子もおいしいんだもん。」

という会話をしました。

 

 そのような会話も店員さんに聞こえていたかどうかは分かりませんが、注文したラーメンセットと餃子を持って来る店員さんは、どこか嬉しそうにしていました。

 

 さらに、ラーメンを食べるときも餃子を食べるときも美味しそうに食べ、「美味しいね、美味しいね。」と言葉にしています。そして残さず食べました。

 

 ちなみに、山岡家さんの「お子様ランチセット」は優秀です。

 ミニラーメンにご飯、子供心をくすぐるふりかけに、ミニジュース、デザートにプリン、そして飴もついてきます。下のチビ姫は、その飴も嬉しいらしく、何度も「もう食べてもいいかと聞いてきます。」(もちろん、全部食べてからです)

 

 食事が終わると、下のチビ姫は

「もう、これ(飴)食べていい?」とはしゃいで聞いてきました。

 

言葉は使い方次第で幸せを運ぶ

 当たり前のことですが、言葉は人を喜ばせることも悲しませることも、攻撃することも防御することも、あらゆることができる道具です。たいていの場合、思考したことの一部が言葉として表出されるわけで、多くの人はその言葉に影響を受けます。

 だから、良い言葉の使い手となることが大切だと、大抵の人は考えます。

 そして、社会生活上も、それは重要であることは否定できません。

 ただ、そのことを計算に入れて言葉を使うのと、心からそう思って言葉を使うのでは、魂の入り方が変わるというのが私の至った結論です。

 だから小さな子どもが目を輝かせて喜んで表出する言葉を聞くと、人は心が癒されるのでしょうね。

 計算して使ってもかまわないのですが、できることなら、心から感謝のこもった言葉を使える人で在りたいと再認識したできごとでした。

 久しぶりにシリーズものの続きを書いたので、以前の記事も、是非読んでみてください。こちらはくだらない話ですが・・・。↓↓↓ 

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  山岡家さんが家の側にないときは、濃厚なラーメンをご自宅でどうぞ。