頭にふと「原点回帰」という言葉が理由もなく唐突に出てきました。
本当は理由はあるのかもしれませんが思い出せません。
理由を思い出せないのなら、それでいいのです。
ただ「原点回帰」って何なんだろうな~と、とりとめもなく考えていたら、ああ、そういうことかと、妙に納得したので書きます。
スポーツは「楽しむ」から始まります。つまりこれが「原点」です。
そして、好きで続けているうちに、勝ちたくなり、猛練習をし、やがて「勝つこと」が目的に。それに挫折したとき、そのスポーツを終わりにするかもしれません。
でも、たとえやめたとしても、またどこかでそのスポーツをやりたくなったとき、
でも今度は「勝つ」ではなく「楽しむ」に戻っている。
ああ、そうか、自分はこのスポーツが好きで始めたんだと、本当に思えたとき、その人は原点回帰している。そのスポーツへの関わりは「成熟」している。
勉強は「知りたい」が原点。そして「よい点数を取る」や「よい学校に行く」という道をたどり、純粋なる「知りたい」に戻っている人は成熟している。
ピアノが好きだった少女は、レッスンに明け暮れ、やがてピアノから離れるかもしれません。もしくは一流のピアニストになるかもしれません。でも、どちらにしても純粋に「ピアノが好き」に戻ることができれば成熟している。
仕事は? 友達は? 家族は? ブログは?
色々と考えてみたけれど、どうも全てに当てはまるようです・・・。
人生は「子どもらしさ」が原点。成長し大人になり、社会に揉まれ、やがて「子どもらしく純粋に自分の思いに目を向ける人、「子どもらしさ」を取り戻した人は成熟している。
中には、大人にならないで「子どもらしさ」を失わないで居つづける人もいる。
そういう人の事を「天才」と呼ぶのではないかな・・・。
原点回帰が成熟ならば、ずっと原点に居つづけられる人は凄い人です。
ただ「子どもらしさ」は難しい。
子どもらしさは無邪気さとセットだと定義しておきましょう。
だから、どうか「子どもらしさ」をただのわがままと混同しないようにしてください。「子どもらしさ」は純粋です。
こう言う記事を書くときは、何故かしんみりとしてしまいます。
どうしてだろう・・・。
そうそう、今思い出しました。
そういう映画を昨日見たからです。
本当に感動しました。
是非、観てみてください。
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