Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の21年間の実践理論

「教え上手」よりも「励まし上手」に

励まし上手


 私の妹の娘(小2)に、私の上の娘(小5)が縄跳びを教えていました。

 縄跳びカードというのを作って、その跳び方ができると「合格」の印をつけてまいた。姪っ子が挑戦する度に

「おおーー! すごい!」とか

「あー、おしい!」とか

「上手になってきたよ!」とか。

 

 姪っ子はわずか2日間でかなり上達しました。姪っ子は1枚目のカードを全部クリアし終えて、2枚目のカードも作ってほしいとお願いしていました。やる気も十分です。私は様子を見ていましたが、ハアハア息を切らせて、もう疲れちゃってるのに、何度も挑戦し続けていました。

 

 私が、姪っ子の上達具合に感心したら、上の娘は

「私の教え方、上手でしょ?」と嬉しそうに言います。

 上の娘は、たまにお手本を見せたり、たまに向かい合って一緒にやってみたり、足の使い方だけを練習させてみたりと、確かに教え方としても上手ではあったのですが、

「教え方ももちろん上手だったけど、それよりも、励まし上手だったよ。」

と伝えました。

 

 上手に教えたらできるようになりますが、私はそれ以上に本人の集中力ややる気が上達の秘訣だという立場です。できるようになるには、どうしても自分でやらなくてはならないからです。他人が代わりにやってあげることはできないのです。

 

 姪っ子は、まだ縄跳びが上手だとは言えませんが、縄跳びが好きになったようです。「好きこそものの上手なれ」という格言もありますから、縄跳びができるようになる以上に、好きになっている事の方が大切でしょうね。

 

 日曜日の夕暮れに、姪っ子と娘の姿を見ながら、ぼんやりと考えました。